中日・井上監督が9回にマルテを起用、今後の投手起用に期待感

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中日・井上監督、マルテを9回のマウンドに送る決断

◇29日 中日8―5巨人(バンテリンドームナゴヤ)中日ドラゴンズの井上一樹監督は、試合の終盤において重要な決断を下した

9回の表、3点リードの状況で4番手投手として登板したのはジュニオル・マルテ選手だった

これに対し、井上監督は「松山の離脱後は清水がクローザーを務めていたが、清水達也が分が悪いと判断した」と説明した

松山選手の怪我による離脱により、チームはクローザーを変更せざるを得なかった

清水選手には不安があったため、監督は先日の神宮での投球が良かったマルテ選手の起用を思い立った

井上監督は「マルテでいこうという形にした」と述べ、マルテ選手の投球に自信を持っていることを明かした

井上監督は、今後の起用についても言及し、「これは松山が戻ってくるまでマルテでいくというわけではない

投手は橋本、清水、斎藤、マルテなど、選手をスクランブル的に起用するかもしれない」と述べ、試合ごとに臨機応変に選手を起用する方針を示唆した

「マルテで抑えはいけるとは公言できないが、ブルペンにはしっかり頼むよと言っている」とのコメントもあり、チームとしての投手陣の状態を重視している姿勢が伺える

井上監督によるマルテ選手の起用は、選手の状態を見極めた上での判断であり、今後の機会にも期待される決断として評価される。複数の投手を適切に起用することで、チームの競争力を高めることができるかに注目したい。
キーワード解説

  • クローザーとは?:試合の終盤、特にリードを保つために登板する投手のことを指します。通常、最も信頼されている投手がこの役割を担います。
  • ブルペンとは?:試合中に投手が準備を行うエリアのことです。投手がマウンドに上がる前に、ここでウォーミングアップを行います。

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