中日ドラゴンズ vs 読売ジャイアンツ戦、キャベッジが圧巻の活躍も勝利には至らず

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◆JERA セ・リーグ 中日8―5巨人(29日・バンテリンドーム) 読売ジャイアンツのキャベッジ選手が、29日の中日ドラゴンズ戦で先制となる右越えの3ラン本塁打を含む1試合2本塁打を放ち、5打点を記録する驚異的なパフォーマンスを見せました

これにより、今季の本塁打は10本に達し、巨人の外国人選手としては、2023年に11本塁打を放ったブリンソン以来の2ケタ本塁打となっております

特に、キャベッジ選手が1試合で記録した2本塁打と5打点は、2023年5月3日のヤクルト戦でブリンソンが達成した記録以来の快挙です

とはいえ、巨人はチームとして敗戦を喫しました

このように1試合で5打点を稼ぎながら負けるという事例は、2014年5月8日のDeNA戦で阿部慎之助選手が記録した以来となります

そのため、キャベッジ選手の個人の活躍が報われない結果となったことは悔やまれます

なお、巨人における外国人選手が1試合5打点を記録しながら敗れることは、1998年5月6日の横浜戦でダンカン選手が見せた現象以来の珍しい出来事です

キャベッジ選手はこの試合で孤軍奮闘しましたが、チームの勝利にはより多くの支援が必要であることが浮き彫りになりました

キャベッジ選手の素晴らしいパフォーマンスが光った試合でしたが、チームとしては残念ながら敗れてしまいました。1選手の努力が勝利に結びつかないこともあるということを示す、プロ野球の厳しさを感じさせる結果でした。
キーワード解説

  • 本塁打とは?野球で打者が打ったボールがフェンスを越え、そのまま塁を回ることができる得点の一種です。
  • 打点とは?打者が打席でヒットや本塁打を打つことで、走者が本塁に帰ることを助けた回数を示します。

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