今季14度目の完封負けであり、1981年以来となる阪神戦での9連敗を記録しました
この試合では、阪神との対戦中に打線の機会を生かせず、さらなる連敗を喫してしまいました
試合は中盤で、大竹選手を相手に苦手意識を持ちつつも好機をつくりましたが、今月2度目の6連敗となり、これで借金が10に増えました
新井貴浩監督(48)は、この状況を打破する姿勢を崩さず「まだ前を向いて戦う」という意図を示しています
観客で埋め尽くされた甲子園球場で、選手たちはベンチに戻る際、肩を落とす姿が見受けられました
試合の流れと重要な瞬間
本試合では、広島が1点を追う形で進みました特に2回ノーアウトで一三塁と得点のチャンスもあったものの、遊ゴロに倒れ得点には結びつきませんでした
次の6回には二死満塁の状況を迎えたものの、またもや二ゴロで得点を逃す始末です
七回には無死満塁のチャンスを迎え、代打に野間選手を送りますが、投ゴロ併殺に終わり、逆転の好機がしぼんでしまいました
結果的に、野間選手は「今日の試合は僕のせい(で負けた)」と責任を感じた様子でした
新井監督の見解と次の展望
新井監督は「ウチの代打の最も信頼する選手は野間です」と彼への信頼を示しつつ、こればかりはしょうがないと潔く振り返りましたこの日は先頭打者が相手の失策で2度出塁するなど、阪神に対抗できる隙はあったものの、得点に結び付けられずに終わってしまったことが否応なく影響しました
これにより、広島は最下位のヤクルトに対して4.5ゲーム差となり、上位進出の可能性が急速に薄れてきています
次戦に向けて、「前へ前へ進んでいきたい」との意識を持つ新井監督は、連敗脱出へ向け全員での取り組みを強調しました
特記事項
阪神戦での1シーズンでの9連敗は、44年ぶりのことであり、過去には1981年に12連敗という記録もありますこれはチームにとって新たな厳しい記録として記憶されることとなるでしょう
今回の試合は広島にとって非常に厳しい結果となりました。特に、無死満塁のチャンスでの併殺は痛手となりました。新井監督のポジティブな姿勢が光りますが、今後の試合において負の連鎖を断ち切ることができるかがカギとなりそうです。
キーワード解説
- 完封負けとは?:完封負けは、相手チームに得点を許さずに敗北することを指します。
- 代打とは?:代打は、試合中に出場する選手が、主に打席で交代するために用意された選手のことです。
- 「借金」とは?:プロ野球では、勝利数が敗北数を下回る場合、「借金」を抱えているといいます。この数が大きいと、プレーオフ進出が難しくなります。

