中日、守護神不在もマルテがセーブ成功で連敗をストップ

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◇セ・リーグ 中日8-5巨人(2025年7月29日 バンテリンD) 3点リードで迎えた9回表

セーブシチュエーションとは、試合の状況の中で、リードしているチームが守護神(クローザー)を登板させる場面を指します

ここでマウンドに立っていたのは、助っ人右腕のマルテだった

守護神である松山選手が怪我で離脱する中、本来は清水選手が最有力候補と見られていましたが、133キロの直球を武器にすでに3セーブを挙げている清水選手は不調

スタンドが少しどよめく中、マルテ選手は2つの四死球を許しながらも、何とか無失点で抑え、今季2度目のセーブを記録しました

試合後、井上監督は「これで配置転換というわけでなく」としながら、マルテ選手の起用についてプチサプライズの意図を説明しました

「清水は分が悪く、マルテは神宮でなかなかの成績を残していた

このため、投手コーチにお願いして、今回の起用に至った」と言います

必死のやりくりで中日は連敗を止め、チームにとって重要な1勝を挙げました

この勝利により、引き分け以下で自力V消滅の可能性が危ぶまれましたが、阪神のマジック点灯を阻止しました

井上監督は「今後もハッシー(橋本)、清水タツヤ、齊藤ユウキ、マルテをスクランブル的に起用していく」と語り、投手陣の厳しい状態が続く中での采配の難しさを示しました

今回の試合で中日は、守護神が不在の中でマルテ選手がセーブを挙げるなどの激動の展開を見せました。選手の起用をめぐる苦しい状況が続く中、この勝利はチームにとって大きな意味を持ちます。これからの投手陣の運用法が、勝負の鍵となるでしょう。
キーワード解説

  • マルテとは?:マルテ選手は中日ドラゴンズに所属する助っ人投手で、162キロを超える速球を持ち味としています。彼は最近の試合で重要な役割を果たしました。
  • セーブシチュエーションとは?:試合において、リードを守るために守護神(クローザー)が登板する状況を指します。この状況での投手の安定感は、勝敗に直結します。
  • 守護神(クローザー)とは?:試合終盤に登板し、リードを守る役割を担う投手のことです。特に緊迫した場面での投球が求められます。

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