試合は延長10回に突入し、オリックスは1死三塁の好機を迎えたものの、遊ゴロで三塁の走者が本塁アウトとなり、その後の得点にはつながらなかった
試合は0-0のまま迎えた2回表、オリックスの杉本裕太郎外野手(34)が豪快な一発を放ち、先制点を挙げた
2死一塁の場面で、西武先発の武内投手の4球目を左翼5階席へ飛ばす特大の9号2ランとなり、先発投手の九里亜蓮(33)を援護した
しかし5回裏には、九里投手が3連打を浴び1点を失ってしまい、続く2死一、三塁では4番のネビン選手に三遊間への適時内野安打を許し、同点に追いつかれる結果となった
九里投手は6回を投げ7安打2失点で降板した
その後、7回からは岩崎翔投手(35)や8回のルイス・ペルドモ投手(32)が無失点リレーを続けたが、9回には4番手のアンドレス・マチャド投手(32)が先頭打者に右前打を許し、無死二塁というピンチを背負った
続く佐藤太選手の犠打に対して、マチャド投手はダイビングキャッチを見せ、会場全体を沸かせた
最後は156キロの直球で空振り三振に仕留め、場内を盛り上げた
試合は延長戦に突入し、オリックスは5番手の才木海翔投手(25)が1死満塁のピンチを迎えたが、2球連続でフォークを投じて追い込み、4球目はワンバウンドし暴投となって1点を勝ち越された
オリックスはこの日も負の流れを断ち切ることができず、上位2チームが首位争いを繰り広げる中で、ゲーム差が広がる結果となった
今回の試合を通じて、オリックスには多くの課題が見つかりました。特に延長戦での得点力不足は深刻であり、今後の試合に向けた戦術の見直しが必要です。選手たちがこの負の連鎖を断ち切り、再び勝利を手にするためには、コミュニケーションやチーム全体の士気を高める工夫が求められるでしょう。
キーワード解説
- 連敗とは?選手やチームが試合で勝てず続けて負けることを指します。勝ちを取り戻すにはチームの士気や戦術が大切です。
- 特大のホームランとは?フェンスを大きく越えるような大きなホームランを指します。観客を驚かせる一打です。
- ダイビングキャッチとは?野球で選手が地面に飛び込んでボールを捕る技術です。素早い反応と柔軟性が求められます。

