巨人田中将大、イースタン・リーグで安定したピッチングを見せる
<イースタン・リーグ:ヤクルト2-1巨人>◇30日◇戸田球場 巨人の田中将大投手(36)は、2軍調整後に迎えた9度目の登板で、5回75球を投げ、5安打4奪三振、わずか1失点という成績を収めました最速147キロを計測した田中投手は、初回から安定した投球を見せました
試合の詳細
試合は田中投手が先発し、初回からピンチを招く場面がありました1番の山野辺選手には内野安打を許し、続けて2番の西川選手が二盗を決め、無死二塁の苦しい場面に
しかし、田中投手は冷静に西川選手を中飛、3番の長岡選手を左飛、4番の川端選手を二ゴロに仕留め、得点を許しませんでした
2回には、再びピンチが訪れ、先頭の北村恵選手に中前打、そして7番の矢野選手には左翼線への二塁打を浴び、1死二、三塁に
しかし、8番の高野選手の三ゴロの間に1点を失ったものの、9番の沢野選手をスプリットで空振り三振に抑え、その後は無失点に抑える見事な投球を展開しました
田中将大の振り返り
試合後、田中投手は「いい面もあれば、ちょっと気に入らない場面もあった」と述べつつ、「失点は最少で堪えられた」と自信を見せました昨シーズンはゲームに出場できなかったことが影響し、今シーズンの安定した投球に対して感謝の気持ちを語りました
投球フォームの試み
今回は、走者なしの場面で左足を一塁方向へ引いてから投げるフォームを試したそうです田中投手は「バランスやメカニックに意識を置いて取り組んでいる」と語り、違和感なく投げられた手応えを示しました
田中将の2軍調整後の直近5試合の成績
| 日付 | 対戦チーム | 回数 | 安打 | 失点 |
|---|---|---|---|---|
| 6月18日 | ロッテ | 6 | 5 | 0 |
| 6月25日 | DeNA | 5回途中 | 14 | 6 |
| 7月2日 | ヤクルト | 5 | 8 | 4 |
| 7月9日 | 西武 | 6 | 5 | 3 |
| 7月30日 | ヤクルト | 5 | 5 | 1 |
キーワード解説
- イースタン・リーグとは?:日本のプロ野球における二軍のリーグの一つで、主に若手選手や復帰を目指す選手がプレーする。
- 奪三振とは?:投手が打者に対して三振を取ること。三振は、打者がボールを3回振りすてるか、ストライクが3回入った場合に与えられるアウトの一つ。
- 投球フォームとは?:投手がボールを投げる際の動作のこと。これには、足の位置や腕の振り方などが含まれ、正しいフォームはピッチングの精度に影響を与える。

