プロ野球選手契約枠の締切が迫る中、巨人が惜しくも残り1枠を確保

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「70」人の支配下選手枠をめぐり

プロ野球12球団は、近日中に新規選手契約および譲渡の締切を迎える

この重要な時期に、各球団は選手契約の枠をどのように管理しているのかが注目されている

特に、阪神、DeNA、広島、楽天の4球団はすでに選手枠の最大限である「70」人に達している

これに対し、巨人は残り「1人」の選手しか登録できない状況だ

巨人は今月29日、育成選手から3年目の26歳、菊地大稀投手を69人目の支配下選手として登録したばかりである

このように、「支配下選手」とは、公式に契約が結ばれ、チームの一員としての活動が可能な選手を指す

そして、巨人は12日にはマレク・フルプ外野手を、6月には山田龍聖投手、鈴木大和外野手、三塚琉生外野手をそれぞれ支配下に上げている

さらに、3月には戸田懐生投手、4月には笹原操希外野手も支配下枠を獲得

これに加えて、大江竜聖投手や秋広優人内野手とのトレードで、ソフトバンクからリチャード内野手を獲得した

オフには現役ドラフトで田中瑛斗投手が加入し、また、マリナーズ傘下の3Aタコマから自由契約となった乙坂智外野手も獲得した

育成選手にも注目が集まる

宇都宮葵星内野手はイースタン・リーグで47試合に出場し、打率.306、1本塁打、9打点を記録

20歳のフリアン・ティマ外野手も68試合に出場し、6本塁打、26打点の成績を残しているが、外国人枠の問題から出場機会が不透明な状況だ

投手部門では、園田純規がイースタン・リーグで5試合全て先発登板し、3勝0敗、さらに防御率は1.61という素晴らしい成績を記録している

松井颯も10試合中3試合で先発し、2勝2敗、防御率2.55をマーク

救援では富田龍や代木大和らが登板しているが、出場試合数はそれほど多くはない

この記事では、巨人をはじめとしたプロ野球チームの選手契約枠の状況について詳しく解説されています。特に各チームがどのように選手登録を進めているかが明らかになっており、選手育成の重要性が一層強調されています。選手契約の締切が迫る中で、それぞれの球団が抱える問題点や選手たちの奮闘が見て取れます。
キーワード解説

  • 支配下選手とは?選手がチームに契約を結び、公式にプレーできる権利を持つ選手のことを指します。
  • 育成選手とは?公式に支配下選手として登録される前の選手で、主に若手選手の育成が目的とされています。
  • 防御率とは?投手によって許した自責点をもとに算出される指標で、低いほど投手の成績が良いとされます。

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