阪神、リリーフ陣の好投で広島を完封

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阪神、広島相手に完封勝利を収める

7月30日、甲子園球場において行われたプロ野球の試合で、阪神タイガースが広島東洋カープに対して5-0の完封勝利を果たした

この試合において、阪神はリリーフ陣の安定したパフォーマンスが光った

一つ目のリリーフでマウンドに上がった及川は、先頭の代打・二俣を遊ゴロに打ち取ると、続く秋山を左飛、最終打者の羽月を空振り三振に仕留めた

これで及川は4試合連続三者凡退を達成したが、「あんまり良くない時も良くないなりのピッチングができている」と自己分析した

続いてマウンドに上がった石井は、ピンチを乗り越え冷静な投球を展開した

2点リードの場面で小園を左飛、ファビアンを遊ゴロに打ち取ったものの、続く坂倉に右中間への二塁打を打たれ、2死二塁の危機に直面

ここでこの日2安打1四球の末包と対戦したが、「いつもと変わらず」と淡々とした様子だった

2球で簡単に追い込み、4球目の直球で右飛に打ち取り、見事無失点に抑えた

「0が正義なんで」と彼はコメントしたが、リーグ単独3位となる33試合連続無失点という記録も更新したことについては「めちゃくちゃどうでもいいっすね

また明日勝てるように」と軽やかな笑顔を見せた

試合は9回に桐敷によって締めくくられた

矢野を二ゴロ、林を三ゴロに打ち取った桐敷は、最後の代打・モンテロから空振り三振を奪い、試合を完封で終わらせた

桐敷は「ザキさん(岩崎)を休ませることができた」と達成感を示す一方で、マジック39の点灯に対しては「変わらず自分たちの野球というか自分の投球をすればいい」と真摯に述べた

ブルペン陣の活躍は、阪神の快進撃に向けた大きな原動力となっている

今回の勝利で、阪神は今季23回目の完封勝利を記録した

村上、及川、石井、桐敷とつないでの無失点勝利は、1970年以来55年ぶりの記録で、2リーグ分立以降では1965年の32完封が最多として知られている

阪神タイガースのリリーフ陣が強力なパフォーマンスを見せ、広島東洋カープに対して見事な完封勝利を収めた。特に及川や石井の冷静さは印象的であり、チームの結束力や戦術が反映された試合となった。今後の試合でもこの調子を維持してほしい。
キーワード解説

  • リリーフ陣とは?:リリーフ陣は、先発投手に代わって試合の途中から登板し、試合を締めくくる役割を担う投手のことを指します。
  • 完封勝利とは?:完封勝利は、試合で相手チームに得点を与えずに勝利することを意味します。
  • 三者凡退とは?:三者凡退は、投手が1回のイニングで相手チームの3人の打者を連続してアウトにすることを言います。

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