ヤクルト、青柳晃洋投手と契約を発表 – 新たな戦力として期待

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 東京ヤクルトスワローズは31日、米大リーグ・フィラデルフィア・フィリーズ傘下のマイナーリーグ2Aレディングから自由契約となった青柳晃洋投手と契約を結んだと発表した

契約期間は今シーズン終了までで、年俸は推定5000万円、背番号は「99」に決定した

青柳は8月1日から1軍の練習に合流する予定だ

青柳投手のコメント

 東京での契約発表後、青柳は会見を開き、「メジャーに挑戦して駄目になってしまいましたが、再び野球をする環境を与えていただいたことに感謝しています

ファンの皆さんに元気な姿をお見せすることが一番大切だと思います

球団もNPBも盛り上げていきたいです」と語った

ヤクルトの投手陣の現状

 東京ヤクルトスワローズは今季、セントラルリーグで最下位に沈んでおり、チーム防御率は3.44とリーグで最も悪い成績を記録している

これは投手陣の不振が大きな要因となっており、新たな戦力を求める声が高まっていた

小川GMは、青柳の獲得理由を「投手陣が一番の原因で現在の成績につながっているため、改革を進める必要があると考えた」と述べた

青柳投手の過去の成績

 青柳は昨シーズン末に阪神タイガースからポスティングシステムを利用してフィリーズとマイナー契約を結んだが、大リーグ昇格を果たすことはできなかった

彼は3Aと2Aで合計23試合に登板し、1勝3敗、防御率7.22という結果に終わった

そして、阪神では通算9年間で61勝47敗、防御率3.08という成績を残しており、2021年からは2年連続で最多勝と勝率第1位を獲得するなど、実績を残している

今回の青柳選手の契約は、ヤクルトの投手陣の改善への一手として期待されます。青柳選手は過去に多くの成功をおさめており、特に防御率の良さが光ります。メジャー挑戦の後のリスタートには、ファンからの応援が重要です。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは? - プロ野球選手が日本の球団から海外の球団に移籍する際の制度で、選手がその権利を行使することで契約交渉が行われる。
  • 防御率とは? - 投手の成績を示す指標で、1イニングあたりに失点した平均を表すもので、数字が低いほど優れた投手とされる。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。