試合は中日ドラゴンズとの対戦で、森田は延長10回に8番手としてマウンドに立ったが、結果はサヨナラ負け
試合は6―4と巨人がリードしていたが、9回に守護神マルティネスが細川に同点2ランホームランを浴び、延長戦へ突入した
試合開始から9回までの間、巨人は7人の投手を使い果たし、ベンチには森田とケラーの2人だけが残っていた
その中で、阿部慎之助監督（46）は6-6の状態で森田に初めての一軍登板の機会を与えた
森田は、デビュー戦に相応しい状況ではあったが、初球から不安が重なる展開となった
森田がマウンドに上がると、最初の打者の石伊の飛球が二塁手の湯浅に落球され、無死二塁のピンチを迎える
この失策により、申告敬遠と犠打、再び申告敬遠を経て、1死満塁という状況に
結果的にボスラーの中犠牲フライが決まり、巨人はサヨナラ負けを喫した
森田は2/3イニングで、5打者に対して5球を投げ、無安打ながらも1失点（自責点は0）の内容となった
試合後、森田は「なんとかカバーしないといけないと思いました
満塁で犠牲フライを打たれてしまい、自分としてもまだまだ実力不足かなと思います」と反省の言葉を述べた
それでも次回の登板に向けて、「やられたものはやり返すしかない」と意気込みを語り、前を向く姿勢を見せた
今回の試合では、森田投手のデビュー戦が厳しい結果となりましたが、プロ野球の世界ではそのような試合も珍しくありません。選手が成長するためには、こうした経験を積むことが重要です。特に、サヨナラ負けはチームにとって痛手ですが、次回の登板で森田投手がどう立ち直るかが注目です。
キーワード解説
- デビュー戦とは？新人選手がプロの試合に初めて出場することを指します。
- 守護神とは？野球チームにおいて、最終回に登板し、相手チームからの得点を防ぐ役割を担う投手のことです。
- 失策とは？守備者が失敗を犯し、本来アウトにできるはずの走者を塁に進ませてしまうことです。
- サヨナラ負けとは？試合の最終回に相手チームが得点し、逆転負けを喫することを指します。
