巨人・井上温大が苦しい投球結果に直面、先発投手陣の課題浮き彫りに

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◆JERA セ・リーグ 中日7x―6巨人=延長10回=(31日・バンテリンドーム)2025年7月31日、プロ野球セ・リーグの試合が行われ、巨人の井上温大投手がバンテリンドームで中日相手に苦戦しました

井上は86球を投じ、4回1/3を投げて8安打3失点という内容で、今季4勝目はお預けとなりました

試合の初回は3者凡退で押さえる出だしを見せた井上でしたが、3回に入ると、1点リードの状況で2死二塁から田中選手に同点打を浴びました

その後、4回にはバッテリーを組んだ甲斐選手が4号3ランを打ち、勝ち越しに成功

しかし裏の守りでは、新たに昇格した中日の外国人選手、チェイビス選手に1号2ランを浴び、点差は1点に縮まってしまいました

5回には先頭の田中選手に中前打を打たれ、続くボスラー選手の一ゴロにおいて、井上がベースカバーを怠り、併殺のチャンスを逃しました

結果として、細川選手に中前打を許し、1死一、二塁のピンチに陥ります

この状況を受けて、阿部監督は船迫選手への交代を決断しました

船迫選手はチェイビス選手を右前打に打たれ、再び満塁のピンチを迎えましたが、上林選手を空振り三振、山本選手を左飛で抑え、無失点に切り抜けました

試合後、杉内俊哉投手チーフコーチは井上のパフォーマンスについて「ベースカバーを徹底していれば、勝てた試合だったかもしれません」と振り返り、「最近、先発投手がしっかり試合を作れていないため、中継ぎ投手にかかる負担が増えている

これから先発投手には奮起してもらわなければなりません」と語りました

今回の試合を通じて、巨人の先発投手陣の現状が浮き彫りになりました。井上選手の不安定さが影響し、守備のミスも見逃せません。今後どう改善するのか、注目が集まります。
キーワード解説

  • 先発投手とは?先発投手は試合の初めに登板し、長いイニングを投げることが求められるピッチャーのことです。
  • 中継ぎ投手とは?中継ぎ投手は、先発投手が降板した後に試合を引き継ぐ役割を持つ投手です。
  • ベースカバーとは?ベースカバーは、内野手や外野手が守備時に、走者が塁に進もうとする際にその塁を守るための行動です。

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