この試合では、初回に無死満塁のチャンスを迎えた広島が末包昇大外野手（29）の中前2点タイムリーにより先制点を奪い、続いてエレフリス・モンテロ内野手（26）も中前適時打を放ち、初回だけで3点を獲得した
先発の森翔平投手（27）は、試合中に走者を許しながらも要所を抑え、打撃でも貢献
5回には2死一、三塁の状況で左中間に2点適時二塁打を放ち、プロ初タイムリーを記録した
森投手は5回を投げて5安打3三振3失点（自責2）で、試合を降板したものの、今季5勝目を挙げた
7月に入って2度の7連敗を経験した広島だが、この試合の勝利によって連敗脱出に成功した
試合後、新井貴浩監督（48）は以下のような談話を発表した
監督の談話から見る試合のポイント
監督は、打順の変更について触れ、特に昨日・一昨日の試合で点が取れていなかったことを理由に選手を入れ替えたと話したまた、フォアボールを選ぶなど、秋山選手の粘りも評価し、初回に先制点を取れたことが試合の流れを変えたと述べた
さらに、森投手の熱投を称賛し、5回のチャンスで代打を送らなかった理由についても説明した
「球数が70ちょっとで、まだ投げられる」との見解を示し、森投手への信頼を表明した
新井監督は今後の試合に向けて、ベンチの雰囲気が良く、チーム全体が勝利に向けた気持ちを持っていることを強調
「これを機にどんどん上げていきたい」と意気込みを語った
この試合では広島が阪神に勝利したことで、連敗を止めたことが大きなポイントとなりました。特に、森投手の投打にわたる活躍はチームにとって励みになるものであり、今後の試合に向けた良い流れが期待されます。
キーワード解説
- タイムリーとは？試合中に得点を取るための重要な打撃の一つで、その名の通り得点に繋がるヒットのことを指す。
- フォアボールとは？ピッチャーによる投球が打者に対してストライクでなく、四球として扱われること。出塁するための手段として重要だ。
- 打順とは？野球チームにおける選手のバッティング順を示し、戦略の一つ。選手の特性に合わせて変更されることが多い。
