DeNA新助っ人ビシエド、打撃力強化への期待と課題

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今季のプロ野球において、打線の火力不足に悩む横浜DeNAベイスターズは、新たに元中日ドラゴンズの主砲ダヤン・ビシエドを補強した

ビシエドは、メキシコリーグでの活躍を経て、36歳という年齢に関わらず、依然としてパワーを維持していると自信を見せている

ビシエドは2015年に中日に入団し、以来その存在感を示してきた

特に2018年には首位打者と最多安打のタイトルを獲得し、守備においてもゴールデングラブ賞を受賞するなど攻守にわたって優れた実績を持つ選手である

NPBにおける9年間での通算打率は.287で、ホームラン139本、打点549という数字は、彼がどれほどの選手であったかを物語っている

しかし、DeNAの首脳陣はビシエドの打撃に対して懸念を抱いており、特にインコースのストレートに対する対応が課題として挙げられている

ビシエドのデビュー戦となったヤクルト戦では、インコースのボールに詰まり、内野フライに打ち取られる場面が見られた

このような状況から、他球団もビシエドの「ウイークポイント」を狙っていくことが予想される

田代富雄野手コーチはビシエドのスラッガーとしての資質を称賛しつつ、体の「キレ」が不足していることを指摘した

キレとは、選手の身体がどれだけスムーズに動き、バットスイングに変化を与えるかを示す言葉であり、スラッガーとしては特に重要な要素である

村田修一野手コーチも、打撃練習での打球の角度や距離に手応えを感じる一方で、やはり「キレ」の欠如を懸念している

今後、ビシエドが「キレ」を取り戻し、インコースへの対応力を向上させることができれば、彼の打撃力がチームに大きく貢献することが期待される

DeNAはこの新たな助っ人にかける期待を寄せており、今後の展開に注目が集まっている

この記事は、ビシエドのDeNA入団の意義を強調しています。特に、彼の打撃力についての懸念や課題を明らかにしており、選手の進化やチーム状況に並行して注目が集まることでしょう。打線の強化にどのように寄与するのか、今後のプレーに期待がかかります。
キーワード解説

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