小笠原選手は中日からポスティングシステムを通じてナショナルズと2年総額350万ドル(約5億4300万円)で契約しましたが、オープン戦では5試合、計12回で1勝3敗、防御率11.25という厳しい成績を残しました
そのため、シーズンの開幕時にはメジャーからマイナーにスタートすることとなりました
その後、小笠原選手は傘下3Aロチェスターでの3試合に登板しましたが、腹斜筋を痛めた影響で4月17日に故障者リスト(IL)入り
約2ヶ月後の6月14日にルーキーリーグで復帰し、その後マイナーリーグの3チームで計6試合に登板し、1勝1敗、防御率4.50の成績を残しました
7月6日にはレッドソックス戦でメジャー初登板を果たしましたが、3回途中で4失点を喫し、黒星デビューとなりました
続く12日のブルワーズ戦でも4回で3失点し、防御率は9.45と低迷し、再び3Aへ降格する結果となりました
しかし3Aでの2度の登板では10イニングで12安打を浴びながらも2失点に抑える力を見せました
小笠原選手は、これまでの苦難を乗り越え、メジャーリーグでの活躍を目指す姿勢が求められます
次の登板ではどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、ファンの注目が集まります
小笠原選手のメジャーリーグでの苦しいシーズンが続いています。特にオープン戦での悪い結果はプレスナブルに影響を及ぼし、メジャー昇格も難しい状況が続きました。しかし、彼のマイナーでの結果は改善が見られるため、今後の活躍に期待が寄せられています。
キーワード解説
- ポスティングシステムとは?:メジャーリーグのチームが外国リーグの選手を獲得するための制度で、選手が所属するチームがその選手に対して定めた金額を支払うことによって移籍が可能になります。
- 防御率とは?:投手が許した得点を元に算出される指標で、1試合あたりに許した得点の平均を示します。数字が低いほど良い投手とされます。
- 故障者リスト(IL)とは?:怪我などの影響でチームの戦力から外れる選手を一覧で管理する制度で、選手が一定期間出場できないことを示します。

