5回の打席で、同点に追いついた直後、山崎の低めカットボールを捉え、左中間への適時二塁打を放つ
この打球は、チームにとっての決勝点となり、観客を大いに沸かせた
山本は「前の打者からつないで、つないで回ってきたチャンスだったので何とかしたかったのでうれしいです」と振り返り、チームがこの回に一挙6得点したことにも喜びを示した
この試合では主将で4番打者の牧が上半身のコンディション不良により出場選手登録を抹消されたが、山本は1981年生まれという同学年であり、牧とはプライベートでも交流が深い
彼はベンチ裏で牧に「いない間も頑張ってくる
焦って戻ってくるな」と励ましの言葉を送った
「僕ができることは小さいかもしれないけど、強いベイスターズのまま、また（牧）秀悟が引っ張っていくことができるように頑張りたい」と話す山本
牧の不在を埋めるべく活躍するとともに、チームの強さを保つことに注力する姿勢が伺える
今回の試合での山本選手の活躍は、主将である牧選手の不在を感じさせない素晴らしいものでした。特に、親しい友人である牧選手へのメッセージや、彼のためにチームを引っ張るという決意は、選手同士の絆の深さを感じさせます。このような逆境において、選手たちがどのように団結していくのかが、今後の試合でも注目されるでしょう。
キーワード解説
- 適時二塁打とは？：打者が出塁したランナーを本塁に返すことができる二塁打のこと。試合の重要な局面で得点に繋がりやすい。
- カットボールとは？：横に切れるように曲がる変化球の一種。打者にとってはタイミングを外されやすい球種。
- コンディションとは？：選手の身体の状態や調子を指す言葉。特にスポーツにおいては、怪我や疲労の具合が重要視される。
