阪神、マジック36再点灯!ヤクルト戦での劇的勝利
<ヤクルト2-3阪神>◇1日◇神宮球場での試合において、阪神タイガースがマジック36を再点灯させたこの日は9回に守護神の岩崎が同点にされるも、延長10回2死二塁で主砲・佐藤輝明内野手(26)が右翼へ決勝二塁打を放ち、チームを勝利に導いた
試合の終盤、阪神は1点リードの状態で迎えた10回裏、4番手投手の及川雅貴(24)がプロ初セーブを挙げ、勝利を確保した
試合後、藤川球児監督(45)は「岩崎は追い付かれたが粘り強く投げて、最後に打線が反発した」と振り返った
藤川監督は続けて、9回での試合展開について「簡単には決まらないと感じていた」とし、打線の重要性を強調
「打順が1番から始まるのは分かっていたので、流れの中で得点が入った」とコメントした
監督はまた、4番を務める佐藤輝の集中力と存在感についても触れ、「個人ではなくチームとして戦う姿勢が見えた」と述べた
近本などが出塁し、中野が送るなど、選手同士の連携も勝利の要素とされた
この勝利により、阪神は中日とのゲーム差を広げ、自力優勝への道がさらに明るくなった
中日の自力Vが消滅したことも、阪神にとっては朗報となった
再点灯は1997年の西武以来、28年ぶりの歴史的な出来事だ
今回の阪神の試合は、非常に緊迫した展開でした。9回で同点にされるも、10回で再び流れを取り戻し、決勝点を奪ったのは選手たちの執念を感じさせるプレーでした。特に監督の言葉には、チーム全体の結束力や集中力が強調されており、今後の試合にも期待が高まります。
キーワード解説
- マジック:プロ野球で優勝のために必要な勝利数を示す数字で、マジックナンバーとも呼ばれる。
- 決勝二塁打:試合を勝利に導く役割を果たした二塁打のことで、その打球によって得点が入ったことを指す。
- プロ初セーブ:プロ野球選手にとって初めてのセーブを挙げることで、特に投手にとって重要な記録である。
- 守護神:クローザーとも呼ばれ、試合の最終局面でゲームを締める役割を持つ投手。

