試合は第5回の先頭打者である日本ハムの五十幡（いかん）選手に対し、曽谷は2ボール2ストライクのカウントから投球した
ここで投じたスライダーが抜けてしまい、五十幡に当たる結果となった
この“死球”（しきゅう）については、投手が意図的に相手にボールを当てるのではなく、ボールが意図しない方向に逸れることで発生するもので、投手にとっては非常に気を使う場面だ
曽谷はまず、“ハッ！”とした表情を見せた後、帽子を取り、五十幡に謝罪した
そして、痛がる五十幡を心配し、トレーナーと一緒に一塁へ向かう彼に対して、心配そうに目を向けていた
五十幡がベースに到着した際、曽谷は再度帽子を取り頭を下げた
この誠実な行動が、多くの日本ハムファンの心に響いたのだ
SNSには、「帽子を取って謝る曽谷は紳士だ」「曽谷くんがちゃんと謝っているのは好印象だ」「五十幡選手は大丈夫だから、曽谷くんは本当に良い子だ」「曽谷は素晴らしい」といったポジティブな反応が続々と寄せられている
今回の曽谷投手の行動は、死球を与えてしまった相手選手への配慮を示すものであり、野球の試合においては重要な精神面を表しています。ファンの心を掴むだけでなく、選手同士の尊重がスポーツの良さでもあります。
キーワード解説
- 死球とは？野球で選手が投手が投げたボールに当たることを指し、特に故意ではない場合にはスポーツマンシップが問われます。
