中日・高橋宏斗が広島戦で完封勝利、投打がかみ合い今季4勝目を挙げる

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◇2日 広島0―6中日(マツダ) 中日・高橋宏斗投手(22)が、広島打線をわずか2安打に抑える力投を見せた

この試合で高橋は今季2度目の完封を達成し、4勝目を手にした

試合は中日の攻撃が3回から始標し、上林誠知外野手(30)の適時打で先制、続く4回に岡林勇希外野手(23)、田中幹也内野手(24)の連続タイムリーで得点を重ねた

中日の打線と投手陣が見事にかみ合い、8月初星を挙げた形で、高橋も自身の投球を振り返り、「状態が良くなくて、空振りを取れる球がなかった

しかし、捕手の加藤さんが新しい自分を引き出してくれました」と語った

彼は、直球とスプリットのコンビネーションで打者を封じるスタイルを持ち、当日は特に加藤とのコンビネーションが成功を収めた

この試合では2、4回に走者を出す場面があったが、併殺に打ち取ることで打たせて取る投球に成功

8回には、先頭の末包が失策で出塁し、二塁に進んだものの、最後は直球で空振り三振を取り、ピンチをしのいだ

高橋はこの試合でわずか2安打を許し、29人の打者に対し、ゴロアウトを14個、奪三振は4つを記録した

キャリアハイとなるシーズン2度目の完封勝利を収めた

高橋は苦しんだ前半戦を振り返り、「被本塁打が多かった」と述べ、特に重要な場面でのホームランを打たれてしまったことを反省した

昨季は1本しか本塁打を許さなかったことも影響しているようで、真っすぐとスプリットのコンビネーションで打たれる場面が多かったと語る

これからどのように技術を磨き、改善を図るかが今後の課題と言える

今回の試合で中日・高橋宏斗選手が見せた完封勝利は、彼の成長を示す重要な瞬間です。彼はパートナーである捕手・加藤匠選手との連携を強調しており、これにより投球のクオリティが向上していることが伺えます。また、シーズン前半の反省から、今後の課題に向けての意欲も感じられます。
キーワード解説

  • 完封とは?:野球において、投手が相手チームに一切得点を許さずに試合を終えることを指します。
  • タイムリーとは?:選手が打ったヒットで、走者がホームに帰って得点することを意味します。
  • 併殺とは?:攻撃側の選手が二人以上走者の場合、守備側が一球で二人をアウトにすることを言います。
  • スプリットとは?:投手が投げる変化球の一種で、捕手のミットに向かって直線的に落ちる球です。

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