この試合で「5番・右翼」として先発出場した山本恵大外野手(25)は、第7回に逆方向へ痛烈なソロ本塁打を放ちました
試合の流れを変える一発
山本は7回の先頭打者として打席に入りました相手投手・加治屋が投げた外角低めの直球を見事に捉え、打球は伸びてそのまま左翼席へ
小久保監督はこの本塁打を称賛し、「(5回のダウンズの一発とともに)投手を助けるというか、展開的にはポイントとなる本塁打だった」とコメントしました
この一打はゲームの流れを決定づけるものでした
山本の内面的な葛藤
しかし、試合後の山本の表情は晴れやかとは言えませんでした初回、一死満塁のチャンスで打席に立ったものの、二ゴロによって併殺打に終わり、好機を逃してしまったのです
最近では、ホームランを打つチャンスが多い一方で、思うような結果が出ておらず、「チャンスで打ててないので、プレッシャーは感じてます」と述べていました
重圧との闘い
山本は、「学生時代はあまり何も感じずに打席には入れていた」と語る一方で、首位争いをするチームの5番打者としての重圧を感じていることを明かしました「気持ちが先走っているなと感じる
気持ち的な部分でももう少し変えられたらチャンスでも打てるかなと思う」と自身を分析し、次の試合に向けての意気込みを見せました
さらなる成長を目指して
今年4月に支配下登録を勝ち取り、7月以降はスタメンに名を連ねる試合も増えてきた山本背番号77の彼は、「初々しさというか、ないので
しっかりやっていきたい」と語り、重圧を跳ねのけてさらなる成長を遂げる覚悟を示しました
今回の試合では、山本選手が重要な場面で本塁打を放ち、チームの勝利に貢献しました。しかし、彼の心の中には多くのプレッシャーが存在しているようです。今後、彼がどのようにそれを乗り越えて成長していくのかが注目です。
キーワード解説
- ソロ本塁打とは?:打者が一人だけで本塁を回って得点を決める本塁打のことを指します。
- 併殺打とは?:一度の打撃で二人の走者をアウトにすることを意味します。
- プレッシャーとは?:精神的な負担、特にスポーツの場における重要な瞬間に感じる緊張感のことを指します。

