この日、東京ドームで行われたDeNAとの試合で、9回表に1死走者なしの場面からマウンドに上がったマルティネスは、4番打者の宮崎に対して真ん中寄りのスライダーを投じ、その結果として同点のソロホームランを浴びることとなりました
マルティネスは、セーブ失敗の前回となった7月31日の中日戦(バンテリンドームナゴヤ)でも、9回から登板し、同様に同点の2ランホームランを許した苦い思い出があります
試合後のインタビューで、今回の失敗について「特別何かというのはない
いつもと同じ」と冷静に語り、心境を代弁しました
さらには、自身の良かった当時の投球を分析し、次に向けて気持ちを切り替えたいと述べました
また、投手コーチの杉内氏も「1点差だから、仕方がない
次はやってくれるでしょう」とマルティネスに期待を寄せ、彼の再起を後押ししました
このセーブ失敗が今後のチームにどのような影響を及ぼすのか、引き続き注目が集まります
今回のマルティネスの連続セーブ失敗は、選手にとって大きな心理的な影響をもたらすかもしれません。しかし、杉内投手コーチのコメントからも分かるように、チームとしては選手を信じて支えていく姿勢が大切です。次回の登板に期待したいところです。
キーワード解説
- ライデル・マルティネスとは? プロ野球のピッチャーで、特にセーブを得るために登板する「守護神」として知られています。
- セーブとは? ある投手が試合の終盤に登場し、勝率が高い状態(リード)を保ちながら試合を終えた場合に与えられる記録です。

