巨人・菊地大稀選手、668日ぶりの1軍登板!家族の支えで再起を果たす

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 ◇セ・リーグ 家族の支えを胸に、はい上がってきた

読売ジャイアンツの菊地大稀投手(26)が、8月1日の横浜DeNAベイスターズとの試合において、7回から3番手で登板し、668日ぶりに1軍のマウンドに立った

この再登板は、7月29日に行われた支配下選手との再契約からわずか数日後に実現したものであり、ファンにとっても感慨深い瞬間となった

 菊地投手は、この日3回1失点(自責点はなし)の成績を収め、特に4者連続三振を奪うなど目を見張る内容だった

「本当に、このマウンドに戻れてうれしい

1球1球、丁寧に投げられた」と試合後のインタビューで喜びを語った

 彼は、24年オフに育成契約に移行して以来、悔しさやもどかしさを感じていたという

そんな中、彼を支えていたのは、昨年オフに結婚した妻の存在だった

「食事の面や気持ちの部分でも支えてもらって、励ましてもらった」という彼の言葉からは、家族の大切さが伝わってくる

24年にはデビュー戦から50試合に登板し活躍したが、翌年には1軍での出場機会がなかった

しかし、2軍での36試合で6勝2敗、防御率1.00という好成績を残し、小さな期待をかけられていた

 さらに、今年2月に誕生した娘の存在が彼にとって大きな支えになったことも明かしている

「妻と娘がいなければ、この舞台に絶対に戻ってこれてない」と感謝の気持ちを表した菊地選手

家族への感謝を胸に、今季は2軍戦でも良いパフォーマンスを見せ、結果を残して再契約を勝ち取った

 菊地選手は、「1軍のマウンドに立てていることにも感謝して、一生懸命腕を振ります」と意気込みを語り、今後の投球にも期待が寄せられる

守るべきものが増えた菊地選手が、進化した姿で巨人の投手陣に新たな風を吹き込むことにも期待がかかる

菊地選手の復帰は、彼自身の努力だけでなく、家族の強力な支えが大きかったことを示しています。特に妻と娘の存在は、選手にとって心強いものでありました。スポーツ界でも、家族の支援が選手にどれほど大きな力になるかを再認識させられます。
キーワード解説

  • 支配下契約とは?選手が球団との契約を結び、1軍または2軍に登録されること。これにより、選手は公式戦に出場することができる。
  • 防御率とは?投手が与えた自責点を元に算出する指標で、一般的に「試合あたりの自責点」を示す。これが低いほど優秀な投手とされる。
  • 育成契約とは?育成選手としてチームに所属し、特に若手選手が支援を受けながら成長するための契約。契約には支配下選手への昇格の可能性が含まれる。

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