ヤクルト・村上が神宮で今季初アーチを放ち、連敗をストップ

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投打の役者が躍動した

東京ヤクルトスワローズの村上宗隆内野手(25)が、8月3日に行われた阪神戦(神宮球場)で今季の本拠地初アーチとなる3号2ランホームランを左中間席に放った

村上はこの日、上半身のコンディション不良から実戦復帰後の6試合で早くも3本塁打を記録し、量産モードに突入している

試合は午後7時に開始され、ヤクルトは前半戦から連敗を続けていたが、この日村上が見せた活躍によって8-1で阪神に勝利し、連敗を3で止めた

村上は五回の打席で3-0の状況から2死一塁の場面で146キロの外角直球を振り抜き、見事にホームランを放った

この一打により、観客は村上の力強い打撃に大歓声を送り、神宮球場の名物ともいえる彼の一発が空に描かれた

村上は試合後、「久しぶりやなっていう感じで、うれしくて興奮していました」と語り、阪神の2番手左腕である門別の初球を見逃さなかったことが今の調子を物語っている

さらに、同回の先頭打者である奥川恭伸投手(24)も左中間に二塁打を放ち、村上は「ヤス(奥川)が打ってくれたので、負けてられないと思った」と語る

また、村上は二回に中前打、四回には先制打を放ち、さらには七回にも右前打を記録するなど、5打数4安打3打点を達成し、1試合4安打の猛打賞を獲得した

これにより、村上は復帰後の6試合で打率.348、3本塁打、5打点を記録しており、圧巻の成績でチームをけん引している

ヤクルトの高津監督から副主将として信頼を寄せられ、村上は昨季限りで現役を引退した青木宣親GM特別補佐の精神を受け継ぎながら、休んでいた期間も仲間たちをサポートしていた

この日は、村上の活躍によりチームも前向きな気持ちになり、今後は5日に行われる巨人戦から真夏の9連戦へと臨む

村上は「上の順位を目指せる位置まで来ている

一つでも多く勝てるように頑張りたい」と意気込みを語った

村上選手が本拠地での活躍を通じて、連敗をストップさせたことはチームにとって非常に重要です。彼の調子が上向いていることは、今後の試合に良い影響を与えるでしょう。観客からの大歓声も彼の自信につながり、チーム全体を明るい方向へ導くと期待されます。
キーワード解説

  • 本塁打とは?野球において、バッターが打ったボールがフェンスを越えてスタンドに入ることを指します。これにより、バッター自身と走者が得点を獲得できます。
  • 猛打賞とは?1試合で3安打以上を記録することを指し、特に優れた打撃を示す指標の一つです。
  • 打率とは?選手の打撃成績を示す指標で、安打数を試合での打席数で割った数値です。打率が高いほど安打を多く打つ選手とされます。

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