東京都内の球団事務所で行われた入団会見では、青柳選手が「本当に僕のことを必要としてくれた
野球ができる環境を与えていただいて感謝している」と、感謝の意を述べた
米国での挑戦と成長
青柳選手は昨オフ、阪神タイガースからポスティング制度を利用して米メジャーリーグに挑戦したが、昇格は果たせず帰国を余儀なくされた帰国後の青柳選手は、米国での経験が自身の考え方や価値観に大きな変化をもたらしたと語る
特に、投手としての配球や投球に対する価値観の違いに驚いた彼は「向こうでは投手が一番良いボールを多く投げる感覚が強い」と述べ、日本とのアプローチの違いを実感したという
文化的な壁も乗り越えた経験
また、言語や文化の違いにも直面した青柳選手は、「マイナーリーグならではの過酷な生活を経験し、日本がどれほど恵まれているかを感じた」と振り返るさらには米独立リーグやメキシコリーグでのプレーも考えたが、「家族を思うと、これ以上はわがままは言えない」とNPB復帰を決断した理由を語った
同じ道を歩む藤浪選手との再会
奇しくも、ほぼ同じ時期に阪神で同僚だった藤浪晋太郎選手が横浜DeNAベイスターズに加入することが決定青柳選手は「晋太郎は長くアメリカでプレーしていたが、僕は帰国を余儀なくされた状況が違う」と話し、共にNPBでの復帰を果たせたことに感慨を抱いていることを明かした
新天地での抱負
青柳選手は、米国での挑戦が直接的な成功をもたらしたわけではないが、得た経験をもとに新しい環境での活躍を目指す考えを示した「新しい環境でしっかりと野球をすることが大切」と語った
今後の青柳選手の活躍にプロ野球ファンの期待が寄せられている
青柳選手が米国での経験を通じて得た成長には目を見張るものがあります。文化や環境の違いは大きな壁でもありますが、それを乗り越えることで選手としての幅が広がっていることは明白です。NPBに戻ってからの彼のプレーに期待が高まります。
キーワード解説
- ポスティング制度とは？野球選手が日本のチームから他国のチームに移籍する際に、その選手が海外でプレーできる権利を求める制度のこと。
- マイナーリーグとは？主にメジャーリーグに昇格するための育成リーグで、若手選手やキャリアを取り戻そうとする選手が所属するリーグのこと。
- 価値観とは？物事に対する考え方や感じ方のことで、異なる文化や経験によって影響を受けることが多い。
