セ・リーグ、2027年から指名打者制を導入へ 中日・柳裕也選手の見解も

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2025年8月5日、セントラル・リーグ(以下、セ・リーグ)は、2027年から指名打者制を採用すると正式に決定しました

この発表に対し、中日ドラゴンズの井上一樹監督は球団を通じて、「NPB(日本プロフェッショナル野球機構)の決定事項に関しては従うしかない」とコメントし、セ・リーグの野球が大きく変わることに対する準備が必要であると述べました

指名打者制とは、守備をしない選手が打撃に専念できる制度で、主にパシフィック・リーグ(以下、パ・リーグ)で採用されているものです

この制度の導入により、投手が打撃から解放されるだけでなく、打撃専門の選手を起用することで攻撃力の向上が期待されます

中日ドラゴンズの投手、柳裕也選手は、4日に名古屋のバンテリンドームで行われた練習後に自身の考えを述べました

「僕は打撃が好きですが、指名打者制は良い制度だと思います

投手目線から言えば、ピッチャーは投げるのが仕事です」と話しました

さらに、柳選手は指名打者制の導入が球界全体にとって好影響を及ぼすという意見も述べています

「野手でバッティングが得意でも、怪我で守備ができない選手が多くいます

今はパ・リーグにしかそのような選手の受け皿がありませんが、指名打者制が導入されることで野球人口の増加につながるのではないかと思います」とコメントしました

指名打者制の導入により、従来のスタイルが大きく変わることが予想されます。特に投手が打撃から解放されることは、選手のパフォーマンス向上につながるかもしれません。柳選手の見解からも、球界全体にプラスの影響が期待されることが分かります。今後の選手や試合の変化が楽しみです。
キーワード解説

  • 指名打者制とは?打撃を専門にする選手が守備をしない制度で、パ・リーグで主に採用されています。
  • NPBとは?日本プロフェッショナル野球機構の略称で、日本の職業野球を統括する団体です。

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