巨人・坂本勇人の奮闘と復活を目指す試練の2025年シーズン

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プロ19年目を迎えた巨人の坂本勇人選手は、今シーズン、打撃面で苦悩を強いられながらも懸命にプレーを続けています

昨シーズンにはゴールデン・グラブ賞を受賞し、三塁を守りながらも、打率0.238、7本塁打、34打点といった成績は満足のいくものではありませんでした

特に、17年ぶりに二軍降格の辛酸をなめた坂本は、今季の巻き返しを誓っていますが、春先から打撃の調子が上がらず、4月15日に登録抹消され、ファームでの努力を余儀なくされました

チームも岡本和真選手が左肘靭帯損傷で離脱する中、坂本は5月7日に緊急昇格しました

阪神戦では、4回の二死一塁で適時二塁打を放つなど、試合の決定打を打ちました

坂本選手は試合後、岡本選手の代わりにチームを支える決意を語り、「和真がケガをして、皆でカバーしながら頑張ります」と力強くコメントしました

坂本選手は、高卒1年目からプロで出場しており、先輩たちの姿を見て成長してきました

「練習を入念に行い、準備にかける時間も長い」ことを先輩たちから学び、無我夢中で野球に取り組んできたと振り返ります

坂本自身もミスを犯すことがあるものの、それをプラスに変えていく姿勢が特徴です

また、坂本選手は36歳となり、依然としてチームの精神的支柱としての役割を果たしています

得点力不足が懸念される中、坂本が四番に起用される場面も増えてきました

例えば、7月11日のDeNA戦では延長戦において決勝本塁打を放ち、存在感を放ちました

しかし、現在坂本選手は44試合出場で打率306、2本塁打、13打点と、打撃の成績が振るわず、11試合連続でベンチに座っている状態です

坂本選手は、この復調を目指し、代打の1打席に全神経を注いでいます

7月26日の広島戦や31日の中日戦では、代打として結果を残し、再びスタメンの座を奪うことを目指しています

坂本選手の今シーズンの壁を乗り越えようとする態度は、多くのファンの期待を集めています。試合での活躍だけでなく、精神的支柱としてチームを支える姿勢も彼の魅力の一部です。今後の活躍が注目されるところです。
キーワード解説

  • ゴールデン・グラブ賞とは?:プロ野球の守備部門で優れた成績を収めた選手に贈られる賞です。
  • 靭帯損傷とは?:関節を支える靭帯が損傷することで、痛みや機能障害が起こる状態です。

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