広島床田、DH制導入前に打撃意欲を見せる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
<DeNA-広島>◇5日◇横浜 新たなプロ野球シーズンに向けて、特に注目されているのが、2027年からのDH(デザインated Hitter、指名打者)制導入の影響です

この日、広島の床田寛樹投手(30)は、その打撃意欲を存分に示しました

床田の打撃と投手としての役割

試合の3回、DeNAのバウアー投手から見事なライナーを放ち、遊撃手の頭を越える安打を記録しました

この安打は5月10日のDeNA戦以来のもので、早くも昨季の自己記録に並ぶ8本目のヒットとなりました

床田は、シーズン前にコンスタントに打撃数を上げることを目指しており、現在「2桁安打」にあと2本と迫っています

打撃練習への意気込み

投手でありながら、これだけの打撃に対する情熱を持つ床田選手

屋外での打撃練習を重ね、「気分転換」や「ストレス発散」とまで表現している姿勢からは、彼の打撃への愛情が感じられます

DH制の今後について

DH制は、アメリカのメジャーリーグから取り入れられたルールで、指定された打者が投手の打席に入るという形で、投手が打席に立たなくなる制度です

床田選手は、この制度導入に対して「つまんないですよね…

僕は悲しいですけど、仕方ないですね」と話しており、投手としての立場を理解しつつも、打者としての自分を見失いたくない様子が窺えました

広島の床田選手のように、投手でありながら打撃に関心を持つ選手が増えているのは、新しい時代の野球を象徴しています。DH制の導入前に、こうした選手の活躍がどのように影響するかは、今後の展開に期待がかかります。
キーワード解説

  • DH制とは?:DH制(デザインated Hitter制)は、野球において投手の打席を他の選手が担当する制度で、主に打撃力を高める目的で導入されます。
  • 打撃練習とは?:打撃練習は、選手がバッティングのスキルを向上させるために行う練習で、技術向上のために必要不可欠です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。