創成館、エース森下の活躍で3年連続初戦突破

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第107回全国高校野球選手権大会の1回戦が5日に行われ、長崎の創成館が小松大谷を3-1で下し、見事初戦を突破した

注目のエース森下翔太投手(3年)は、最速149キロを記録し、プロ注目のスラッガーを完全に抑え込んだ

森下投手の投球内容

試合の初回、森下は制球に苦しむ場面も見られたが、U-18代表候補である田西称内野手(3年)との初対決では、直球を駆使して遊ゴロに抑えることに成功

2回以降は、自分のペースで試合を進め、スラッガーを手玉に取る投球を展開した

田西選手との対戦では、2打席目で中飛に抑え、3打席目では落ちる球で三振を奪った

さらに、8回には外角の重みのある直球で遊ゴロに打ち取った

森下投手の自己分析

試合後、森下は「前半は上半身に力が入ってしまい、コントロールが定まらなかった

しかし、徐々に緊張がほぐれ、自分の良さを活かして下半身をしっかりと使って投げることができた」と振り返った

打撃でも存在感を示す

森下は投手としてのみならず、打者としても活躍を見せた

2回には同点となる適時二塁打を放ち、試合に貢献

阪神で活躍する同姓同名の森下翔太選手の応援歌が流れる中、重要な一打を放った

監督とチームメートの評価
女房役の山下翔捕手(3年)は、田西選手対策として「本当に良い打者だったので、ボールゾーンを振らせることを意識した結果、しっかりと抑えることができた」と胸を張る

稙田監督も「森下は改めてすごい投手だと思った」と13奪三振の完投を称賛した

次戦への意気込み

次の試合では神村学園(鹿児島)と対戦する

「選手がよくやってくれた

神村学園は九州の王者なので、チャレンジャーの気持ちで戦います」と稙田監督は語り、さらなる勝利を目指す意気込みを示した

創成館はエース森下投手の圧巻の投球により、3年連続で初戦を勝ち抜きました。特に重要な選手との対決を制し、次戦への期待も膨らむ内容でした。この試合を通じて、彼の成長やチームの結束力が感じられました。
キーワード解説

  • エースとは?プロスポーツチームの中で主に先発投手として活躍し、最も信頼される選手のことを指します。
  • 奪三振とは?投手が試合中に打者を三振に打ち取ることを意味し、高い投球技術を示す重要な指標です。

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