ソフトバンクの前田悠、プロ初黒星を喫するも巻き返しを強く誓う

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◆ロッテ6―3ソフトバンク(5日、ZOZOマリン) ソフトバンクの前田悠伍投手が5回途中で5失点し、プロ初黒星を喫した

この日は4回⅓を投げ、68球を要して自己最多となる8奪三振を記録したにもかかわらず、8安打を許し、5失点(自責点3)という悔しい結果となった

試合の初回には2死二塁の場面で、西川史礁選手に左前打を許したが、左翼手の柳町達選手の本塁への好返球により、先制点を阻止することに成功

続く2回には無死一、三塁の状況で、前日に出場選手登録されたばかりの山口航輝選手に127キロのチェンジアップをとらえられ、先制の3ランホームランを浴びてしまった

その後、3回以降は徐々に立ち直りを見せるも、5回には先頭打者の友杉篤輝選手に安打を許し、味方の失策も重なり1死で二、三塁のピンチを迎えた

この場面で安田尚憲選手に右前適時打を許し、その後、小久保裕紀監督が交代を決断

前田悠は降板後のインタビューで、「思っているよりもボールが高めに浮いてしまった

チームに悪い流れを与えてしまったことが悔しい」とコメントした

20歳での初マウンドは悔しい結果に終わったが、前田は「次の登板では全球勝負球だ、というくらいの気持ちで投げたい」と巻き返しを誓った

この試合を迎えるにあたり、ソフトバンクの倉野投手コーチは、「余裕はないです」とチームの危機感を強調

特に求められている「3本柱」に次ぐ選手たちの成長を期待している

今回の前田投手の初黒星について、彼の将来への期待が感じられます。まだ20歳という若さであり、今後の成長が楽しみです。また、チーム全体の危機感も伝わり、選手たちのパフォーマンス向上が求められていることがわかります。
キーワード解説

  • 初黒星とは?プロ野球選手がデビューから初めて敗北を喫することを指します。
  • 奪三振とは?ピッチャーが好投し、相手の打者をストライクで三振にすることを指します。
  • チェンジアップとは?スピードを落とした変化球の一種で、特に打者にとって打ちにくい球種です。

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