試合は、巨人の4番打者であるT・キャベッジ外野手(28)が大活躍した
彼は、2点を追う4回に自らチームの反撃のきっかけとなる12号ソロホームランを放ち、同点に追いついた
そして、8回には2死一、二塁の場面で左中間に決勝の13号3ランを放ち、3安打4打点という圧巻の成績を残した
この勢いは、ここ7試合でのホームラン数が5本に達するなど、量産態勢に入ったことを示している
キャベッジの打撃スタイル
キャベッジの打撃における特徴は、右投手に対してストレート系の球を積極的に狙っていることにある2回の二塁打、そして4回の12号ソロにおいても、すべて初球を捉えている
8回の場面では、左投手の荘司が投げた外へ逃げるスライダーを捉え、逆方向へ放り込むというテクニックも見せた
初球を打つことは、ピッチャーにとって非常に恐ろしいことであり、甘い球を投げられなくなる要因となる
リチャードの同点弾も魅力
また、リチャードも大振りせずにコンパクトなスイングで効率的に運野にヒットを打ち、同点弾を放った彼の打撃スタイルは、無理に引っ張らず、逆方向へのホームランが狙える能力を持っており、特に東京ドームの広さを考えると非常に効果的である
これにより、チームの得点力の向上が期待される
今後の展望
岡本和真選手が戻ってくることも考慮に入れると、巨人の打線はさらに強化される可能性が高い3人のスラッガーが揃うことで、かつての巨人のような本塁打攻勢が再現されるかもしれない
これにより、対阪神戦でもさらに白熱した試合展開が期待できる
まとめ
キャベッジのこの活躍は、チームにとって大きな力となっており、今後も彼の安定したバッティングを期待したい打撃が好調な選手が多くなればなるほど、チーム全体のパフォーマンス向上に繋がるだろう
巨人とヤクルトの試合を通じて、巨人打線の調子が上向いていることが伺えます。特にキャベッジ選手とリチャード選手の逆方向への打撃は、今後の試合でも期待が高まります。攻撃陣の厚みが増すことで、チーム全体のパフォーマンスも向上するでしょう。
キーワード解説
- キャベッジとは?アメリカ出身のプロ野球選手で、特にパワーヒッターとして知られる。彼は打撃の中心としてチームに大きな影響を与えている。
- ソロホームランとは?1人のランナーがいない状態で打ったホームランのこと。この形は、得点を独り占めするため、重要な場面で決まることが多い。
- スラッガーとは?長打力を持つ打者のこと。特に多くのホームランを打つ選手を指す。スラッガーがいることで、チームの得点力が高まる。

