ソフトバンク・前田悠伍、ロッテ戦で初黒星も成長の兆しを見せる

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パ・リーグ首位の福岡ソフトバンクホークスは、8月5日に行われた千葉ロッテマリーンズとの試合で3-6と敗れ、連勝が4でストップしました

この試合で先発投手を務めた前田悠伍選手(20歳)は、5回途中で5失点を喫し、プロ入り初の敗戦を経験しました

試合の概要

試合はZOZOマリンスタジアムで行われ、特に悪天候の影響を受けた試合となりました

マウンドでの不利な条件の中、前田は初回から打ち込まれ、2回までに6本の安打を浴びました

最終的には4回1/3を投げ、8安打5失点(自責3)の成績でした

この結果により、ソフトバンクは競争相手の2位・日本ハムに対するゲーム差が「0」となり、接戦のリーグ戦の中で厳しい状況に立たされています

前田選手への期待

試合後、小久保監督は前田選手をフォローし、「風の影響はかなりあったと思いますよ

初めてですぐに修正というのはなかなか」とコメント

また、彼の球質については「球は悪くない」と評価し、今後の成長を期待しました

球速への意識と修正ポイント

前田選手は、今季の前半戦で「球速への意識」を取り払ったことを明かしました

球速を意識しすぎるとフォームが崩れてしまうと自己分析しており、投球フォームや球質にフォーカスして練習に取り組む姿勢を持っています

「球速が自然に出るイメージ」を大切にし、成長を目指しています

メジャーリーガーからの学び
前田選手の持つ目標は大きく、メジャーリーグで活躍する今永昇太選手(31歳)を手本としています

本人は今永選手の「急に速くなる感覚」に驚きを感じ、多くの教えを受けています

今永選手が直球でメジャーの強打者たちを制する技術は、前田選手にとっての貴重な学びとなっています

試合後、前田選手は「真ん中に行っても高めに行ってもファウルを取れるぐらいの真っすぐを磨いていきたい」と語り、今後の進化を目指す意欲を見せています

前田選手の初黒星は彼にとって重要な経験であり、今後の成長に繋がる教訓だと言えます。試合条件の厳しさや球速への新たな捉え方は、彼の今後の投球に好影響を与えるでしょう。次回の登板では、これらの経験をどのように活かしてくるのか、期待が高まります。
キーワード解説

  • 初黒星とは?プロ野球において、選手がキャリアの中で初めて敗北を喫することを指します。前田選手は今回の試合でその経験をしたことになります。
  • 自責点とは?投手が責任を持つ失点のことを言い、エラーなどによる得点を除外したものです。前田選手の自責点は3でした。
  • フォローとは?誰かを支持する言葉や行動を指します。今回は、小久保監督が前田選手を理解し、励まそうとしたことを表しています。
  • 直球とは?投手が投げる最も基本的な種類のボールで、真っすぐ投げることで打者に対して直線的に迫ります。多くの投手にとって大切な武器です。

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