ロッテ・益田直也、通算250セーブまであと2と迫る 進化した投球スタイルが光る

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2025年8月5日、ZOZOマリンスタジアムにおいて行われたソフトバンク戦で、千葉ロッテマリーンズの益田直也投手(35)が今季5セーブ目を挙げ、通算248セーブに到達しました

これはプロ野球選手として重要な記録であり、益田選手は史上5人目となる通算250セーブまであと2つに迫りました

この試合は、7月21日以来のセーブを挙げるもので、プロ14年目を迎えた彼の進化した投球が見られるものでした

試合の流れ

試合は3点リードの状況で、益田選手が登板しました

先頭打者の牧原大選手に右前打を許した後、5月2日に逆転サヨナラ打を許した川瀬選手が代打で登場

この状況を経験豊富な益田選手は焦らず冷静に対処しました

新兵器フォークの効果

益田選手はファームでの再調整を経て、自身の持ち球に新たにフォークを加えました

フォークでバッターを追い込み、最後はスライダーで空振り三振を奪う投球術を見せました

「まだフォークは練習中ですが、シンカーとの球速差が7、8キロあることで、緩急を付けられたと思います」と新兵器の効果に手応えを感じている様子です

直球改善の取り組み

益田選手は、吉井監督の助言を受けて直球の改善にも取り組んでいます

「踏み込みを強くして球速を上げられるようにしています

体への負担は高まっていますが、これが必要だと感じています」と語り、自己の成長に対してポジティブな姿勢を携えています

名球会への道
球団では福浦2軍監督以来の名球会入会に向けて、益田選手はあと2つのセーブが必要です

「近づくほどしんどいですが、僕しか経験できないことだと思います

この経験を噛み締めながら、後輩に伝えられるように頑張ります」と意欲を見せました

益田選手の投球スタイルの進化は、特に新たなフォークの導入によって顕著に現れました。彼はシンカーとの球速差を利用し、打者にプレッシャーをかける技術を向上させており、長いキャリアの中でも自己の成長を続けています。今後の活躍に期待が高まります。
キーワード解説

  • セーブとは?:セーブは投手が試合の勝利を守る役割を果たした際に記録されるもので、通常はリードを保ったまま登板し、相手チームに得点を与えないことが求められます。
  • フォークとは?:フォークは投手の球種の一つで、投球時に握りを変え、打者に落ちるボールを投げることで相手を打ち取るための効果的な球です。
  • シンカーとは?:シンカーは、投球時にボールが下方向に落ちるように投げられる直球で、打者にとっては非常に打ちにくい球種とされています。

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