中日が3連敗、リリーフ陣の苦戦が続く

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<中日 2 - 3 阪神>◇6日◇バンテリンドーム 中日ドラゴンズが阪神タイガースとの対戦で2 - 3の逆転負けを喫し、3連敗となりました

これにより、中日は借金10となり、順位も5位に転落しました

試合では、先発投手の柳裕也が7回122球を投げ、1失点という素晴らしい粘投を見せましたが、リリーフ陣の不安定なピッチングが響きました

リリーフ陣の課題

8回に登板した藤嶋が2死三塁の場面で、阪神の佐藤輝明に三遊間を打たれ、同点に追いつかれました

その後、延長10回には、前日にも逆転の3ランを打たれた橋本が連打と四球を許し、無死満塁の大ピンチを招きました

代わって登板したマルテからは、抜けた変化球が阪神の大山の背中を直撃し、押し出し死球となって勝ち越されました

監督の苦悩

井上一樹監督は試合後、『ロースコアで勝つのがうちの野球だけど、そこが今勝ちきれない

いるメンツで誰がいいか決めている』と苦しい表情で語りました

前日の先発で6回無失点の大野も勝利にはつながらず、9回には追加点を許し、結果として斎藤と祖父江が2軍降格に

先発投手で防御率6.14の梅野と二軍で先発のドラフト2位吉田が昇格しましたが、現状では勝ちパターンで投げられない状況です

守護神の復帰計画

離脱中の守護神・松山晋也選手(25)が、7日の2軍オリックス戦で実戦復帰予定です

チームとしては早期の復帰が待たれるところですが、松山のコンディションがどの程度回復しているかが焦点です

中日ドラゴンズは、リリーフ陣の不安定さが続き、3連敗という厳しい状況に直面しています。特に重要な局面で失点を許したことが響いており、監督の言葉からはチームの課題がはっきりと感じ取れます。守護神の松山選手が復帰すれば、状況が改善される可能性もありますが、今後の試合でどのような結果が待っているのか注視が必要です。
キーワード解説

  • リリーフ陣とは?:リリーフ陣は、試合中に先発投手に代わって登板し、試合を締めくくる役割を担う投手のことです。主に試合終盤に登板し、相手の得点を防ぐ重要なポジションです。
  • ロースコアとは?:ロースコアとは、試合の得点が少ない状態を指します。投手陣の好投や守備の良さによって、試合の得点が抑えられた結果、低得点の試合になることがあります。
  • 防御率とは?:防御率は、投手が与えた失点数を基に計算される指標で、投手の実力を測るための重要な要素です。数値が低いほど優れた投手とされます。

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