巨人・森田がプロ初勝利を達成、試合中に同級生のサプライズ応援も

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
■巨人 2ー0 ヤクルト(6日・東京ドーム)巨人の森田駿哉投手が、6月6日に東京ドームで行われたヤクルト戦でプロ初先発初勝利を挙げました

彼の投球は特にインコースへの攻めが光り、三冠王の村上宗隆を見事に封じ込めました

初回、2死二塁の場面で森田は村上に対し、フルカウントから外角ボールになるスライダーで空振り三振を奪い、以降も落ち着いた投球を続けました

この試合では、ツーシームやスライダーを駆使し、6回2安打無失点の好投を見せました

森田は試合後、「めちゃくちゃ緊張した」というものの、三塁を踏ませない投球でついにプロ初勝利を手にしました

指導者である杉内投手チーフコーチは、彼の度胸とインコースを攻める姿勢を称賛し、「インコースをしっかり攻められれば、外は遠く感じる」と述べています

さらに、試合中には“ドッキリ”企画も行われました

5回終了後、富山商高時代の同級生や後輩がビジョン越しに「駿哉、頑張って」とエールを送る姿が映し出されたのです

これには少々動揺した様子を見せましたが、「元気をもらえた」と立て直す力を見せました

森田は2023年ドラフト2位で巨人に入団し、社会人5年目の26歳という苦労人です

この日の勝利は、彼にとって特別なものとなりました

阿部慎之助監督は、「素晴らしい投球だった」と森田のパフォーマンスを絶賛し、次回の先発も期待すると発表

森田自身も両親に良い姿を見せられたことを喜び、ウイニングボールを両親にプレゼントするつもりだと語っています

森田投手のプロ初勝利は、多くのスポーツファンにとって嬉しいニュースです。彼の力強い投球やインコース攻めの技術は素晴らしく、特に三冠王を封じた点が印象的です。試合中のサプライズ企画は、彼にとって大きな励みになったでしょう。苦労を重ねた彼が、やっと迎えた勝利の瞬間は、多くの人に感動を与えました。
キーワード解説

  • インコースとは?:バッターに対して内側のボールゾーンを指します。ピッチャーがインコースを攻めることで、バッターのタイミングを狂わせる効果があります。
  • ツーシームとは?:ボールの握り方によって、バッターの打撃を難しくさせる球種です。逆回転のスピンをかけることで、バッターが打ちにくいコースに変化します。
  • スライダーとは?:ボールが横に曲がるような変化球で、バッターの打撃をかき乱すためによく用いられます。スライダーはバッターにとってタイミングを取りづらい特徴があります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。