これは7月4日の横浜DeNAベイスターズ戦以来、今シーズン2度目のベンチスタートということになります
7月には監督の藤川球児氏(45)が選手の疲労を考慮した結果として引かれた措置です
前日の中日戦(6日)では、大山選手は延長10回の場面で、1死満塁のチャンスに打席に立ち、マルテ選手から背中に死球を受けました
この死球により、阪神にとって貴重な勝ち越し点を得ることができました
このシーンは、野球における「押し出し死球」と呼ばれる形で、ピッチャーが打者にボールを当てることによって、ランナーがホームに進むことを許します
一方、及川雅貴投手(24)もこの日はベンチメンバーから外れました
及川投手は5日の中日戦からの連投で、これまでに46試合に登板し、成績は5勝3敗1セーブ、27ホールド、防御率は驚異の0.81を記録中です
ホールドとは、試合の勝利に貢献した投手に授与されるもので、先発投手が降板した後でもゲームが続いている試合において、リードを保つことに成功した投手に与えられるものです
今回の阪神の大山選手と及川選手のベンチスタートは、選手の健康管理という観点から見ても重要です。特に、シーズンが進む中で疲労がたまりがちな選手たちにとって、このような調整は不可欠と言えます。しかし、ファンにとっては、主力選手の不在がゲームパフォーマンスに影響を与えないか心配なところです。
キーワード解説
- 押し出し死球とは? 打席に立つ選手がボールを受けて出塁することで、ランナーが一つ前の塁を進めることを指します。
- ホールドとは? 試合の勝利に貢献した投手が得られる評価の一つで、先発が降板した後でもリードを守った投手に与えられます。

