オリックス、楽天戦で悪夢の逆転負け 5連敗に突入

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◇パ・リーグ オリックス3―7楽天(2025年8月7日 楽天モバイル) オリックスは、8月7日に行われた楽天戦で、悪夢の逆転負けを喫し、今季2度目の5連敗に突入した

これにより、同一カードでの3連敗も今季2度目となり、貯金はわずか3となった

4位の楽天とのゲーム差は2.5ゲームに縮まり、プレーオフ進出への危機が迫っている

試合のハイライト

試合はオリックスの若月が、高卒12年目にして928試合目の出場で初めて5番に座り、初回に楽天先発の荘司から先制の適時内野打を決めた

このタイムリーは、チームが39イニングぶりに挙げた得点となった

続いて、連続押し出し四球が続き、オリックスは1回の攻撃で早々に3点を奪った

苦しい投手運用

オリックスの先発、宮城は初回から苦しい立ち上がりとなり、2死から3連打を浴びて1点を失い、初回だけで29球を投じる

その後、結果的には5回6安打2失点でマウンドを降り救援陣に後を託した

逆転劇の一因

しかし、7回に登板した3番手の岩崎が1死満塁の場面で村林に同点の適時打を献上し、続く8回にはセットアッパーのペルドモが小郷に決勝打を許してしまい、これまでの3点のリードを逆転されてしまった

終盤の無得点が響く
オリックスの攻撃は7回にも1四球と3連打を記録したものの、麦谷が盗塁死し、無得点に終わった

8回にも1死三塁の場面で紅林が右飛に倒れ、本塁生還を狙った大里がタッチアウトされるなど、初回の3点以降は無得点のままとなり、試合を終えた

オリックスのこの試合は、先制したものの、終盤での失点が響き、逆転負けに繋がってしまった。特に、投手陣の運用や終盤での無得点がチームにとって大きな痛手となり、プレーオフ進出の道を厳しくしている。
キーワード解説

  • 逆転負けとは?逆転負けは、試合の終盤に先行していたチームが、相手チームに得点を許し、敗北することを指します。特に、持っていたリードを失うことは、精神的に大きなダメージとなることが多いです。
  • セットアッパーとは?セットアッパーは、勝利リードで試合を進めるチームが、クローザー(最終回を守る投手)に繋ぐ役割のピッチャーです。重要な局面での投球が非常に求められます。

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