巨人、ヤクルト戦に敗北し貯金が消滅

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◇セ・リーグ 巨人2―3ヤクルト(2025年8月7日 東京D) 巨人は、本拠地・東京ドームで行われたヤクルトとの試合に敗れ、開幕9戦目で初めての敗北を喫した

この結果、7月12日以来の貯金1を逃し、再び借金1に転落することとなった

ヤクルトに負けるのは昨年の9月14日以来、実に327日ぶりだ

今季、巨人は開幕からの8試合で全勝しており、期待されていた

しかし、この日の試合は接戦となり、特に8回の裏に決定的な瞬間が訪れた

試合が2―2の同点に進んで迎えた8回、4番手登板の田中瑛がオスナに対して内角高めのシュートを投げたところ、彼により左翼スタンドに8号ソロホームランを浴びた

この一打が試合の勝敗を決する要因となった

田中瑛は、今季日本ハムからの移籍選手であり、これが開幕から43試合目で初めて浴びた本塁打である

これまで、18試合連続無失点という好成績を維持していたが、この試合では痛恨のリリーフ失敗となり、今季の成績は3敗0勝となってしまった

一方、先発投手の田中将は、36歳にして98日ぶりの登板であり、12年ぶりに自らのバットでヒットを放つなど健闘を見せた

結果として、6回途中で3安打2失点(自責1)の成績を残したが、126日ぶりの今季2勝目には届かなかった

日米通算199勝目は持ち越しとなり、本人も「イニング途中でランナーを残してマウンドを降りてしまい悔しい」とコメントしている

今回の巨人対ヤクルト戦は、巨人にとって大きな痛手となった。これまで全勝を信じられてきたチームが、思わぬ形で敗北を喫し、ファンの期待を裏切る結果となった。特に田中瑛のリリーフ失敗は、今季の成績に影響を及ぼすことが懸念される。一方、田中将選手は復活の兆しを見せており、今後の試合に期待が寄せられるところだ。
キーワード解説

  • リリーフとは?:リリーフは、試合中に先発投手が降板した後に登板する投手のことを指します。リリーフ投手は、その試合の勝敗を左右する重要な役割があります。
  • ホールドとは?:ホールドは、リリーフ投手が試合のリードを保った状態で登板し、勝利に貢献した回数を表す指標です。具体的には、リードを保ちながら3回以上投げた場合にカウントされます。
  • 本塁打とは?:本塁打は、打者が球を打ってからフルスイングで一周してホームベースに戻ることを言います。本塁打を打った選手は、1点をチームに加えることができます。

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