巨人の先発投手・田中将大（36）は、6回途中で2失点（自責点1）の好投を見せたが、日米通算199勝目はお預けとなった
田中将大投手の投球内容
田中は試合序盤の3回まで三者凡退に抑える見事な立ち上がりを見せたさらに、3回の攻撃では先頭打者として左中間への二塁打を放ち、その後の泉口による先制打のきっかけを作った
しかし、4回には二死から2者連続で四球を与えるピンチを招き、オスナに同点適時打を浴びて試合は振り出しに
再びリードを奪ったが…
5回の攻撃では田中の犠打などで、一死三塁の好機を演出ここで丸が犠牲フライを放ち、再び勝ち越しに成功する
しかし、6回のマウンドでは先頭の村上に痛恨の失策が影響し、無念の降板を余儀なくされた
続く投手が同点打を許し、田中の勝ち投手の権利は消えてしまった
田中監督の評価とチームの課題
試合後、阿部慎之助監督（46）は田中の投球内容について「結果的には良かったが、四球が多かった」と振り返り、その努力は評価しつつも、「ミスが出たら負けますから」と淡々としたコメントを残した打線もヤクルトのベテラン・石川投手を相手に計3安打と完全攻略とはいかず、「指示のミスがあった」と自らの責任を認めた
次回の展望
次回の田中の先発登板については「まだ何も決まっていない」としながら、次に向けた準備についても言及したチーム全体としては、課題を克服しながら、勝利に向けて進んでいく必要がある
今回の試合で巨人がヤクルトに敗れたことは、特に田中将大投手の惜しい投球内容が印象に残ります。失策や四球が試合の流れを変えた要因であると監督が評価しており、もう少し冷静にプレイできれば勝利に繋がった可能性があります。次回の試合に向けて、チームがどのような修正を行うかに注目したいです。
キーワード解説
- 犠打とは？：犠打とは、野球においてバッターが意図的にアウトになりながらも、走者を進めるために打つことです。これにより、次のバッターが得点するチャンスを広げます。
- 失策とは？：失策とは、守備側が本来アウトにできるはずのプレーを失敗し、走者が進塁したり得点したりすることを許してしまうことです。
- 四球とは？：四球とは、投手がボールを4球投げた結果、バッターが無条件で一塁に進むことができる状況を指します。これは投手にとっての失点の一因となります。
