西武・高松、1140日ぶりの安打でチームを支援
◇パ・リーグ 西武2ー0日本ハム(2025年8月7日 エスコンF) 西武の高松渡内野手(26)が、都落ち後初の安打を記録した前回の安打は中日ドラゴンズ時代の22年6月24日の阪神戦に遡るもので、これにより高松は実に1140日ぶりのヒットをマークした
この日は代走として出場した高松選手は、0―0の8回、2死一、二塁の場面で打席に立った
日本ハムの投手・金村が投げた変化球を適切に捉え、スライダーを一、二塁間に運ぶ
スピードを生かして内野安打を決め、満塁のチャンスを作り出す
この後の打者デービスが先制打を放ち、西武は試合を優位に進めることができた
高松選手は、俊足を武器としているが、過去3年はヒットがなかったため、この安打は非常に大きな意味を持つ
エースである今井選手が素晴らしいピッチングを見せ続ける中、高松選手は自身のバットでチームを支えることができたことに喜びを感じ、「つなげたので、後は本当に還してくれたらうれしいと思っていた」と笑顔でコメントした
高松選手の1140日ぶりの安打は、彼自身にとってだけでなく、西武チーム全体にとっても大きな意味を持つ出来事でした。特に昨今の野球界では、選手のメンタル面が成績に大きく影響することが多く、その点でも高松選手が自信を取り戻すきっかけになるでしょう。この立ち直りが、西武さらなる勝利につながる可能性が高まることを期待したいと思います。
キーワード解説
- 内野安打とは? 打球が内野手の守備範囲に飛び、守備手に捕られる前に一塁に到達するヒットのことです。
- スライダーとは? 右投手が投げた場合、左打者に対して外側に曲がる変化球で、主に打者のタイミングを外すために使用されます。
- 満塁とは? 塁上にランナーが3人いる状態のことを指し、得点のチャンスが非常に高まる場面であることから重要です。

