5回、2死で先発の田中将大投手から中前安打を放ち、今季初安打でNPB(日本プロ野球機構)史上6人目となる24年連続安打を達成した
これは、プロ1年目からの連続安打記録であり、特に投手としてはDeNAの三浦大輔(現監督)に並ぶ最長タイ記録である
石川選手は「なんとか塁に出ようという気持ちだけで打席に立った」と振り返る
彼は記録達成の意義を強調し、自身の23年連続安打を更新したことに大きな喜びを示した
「三浦監督がいつも『打てよ』と言ってくれている
何事も続けることは簡単なことではないが、続けていきたい」と語り、さらなる記録への意欲を見せた
さらに、2027年からはセ・リーグもDH(指名打者)制を導入することが決定しており、ファンの間では石川選手の連続安打が「不滅の記録」となるとの期待も高まっている
石川選手は常々「投手は9番目の野手であり、打席に立ったら1本打ちたい」と語っており、その姿勢が直撃するファンの心にも響いている
当日、石川選手は投手としても光るパフォーマンスを見せ、日米通算198勝の田中投手と対戦
その中で6回1死一塁の場面では、外角のシンカーを駆使して岸田選手から併殺を奪うなど、緊迫した投手戦を演じた
彼の6回3安打2失点のピッチングも素晴らしい出来で、「ドームで連敗していたので、勝ちを持ってこられるピッチングができて良かった」と喜びを表現した
記録メモ:45歳6か月の石川選手は、今季初安打を達成した
この年齢での安打記録は、浜崎真二(阪急)が50年の大映戦で記録した最年長48歳9か月を含む
また、石川選手は入団1年目の02年から24年連続安打を続けており、入団1年目からの記録保持者としても注目された
今回の石川選手の記録達成は、プロ野球史に名を刻む特別なものです。彼が45歳という年齢で達成したことは、多くのファンに勇気を与えると同時に、選手たちにも長く活躍することの重要性を再認識させる結果となりました。また、今後のDH制導入により、さらに彼の記録が続くことを期待する声も多く、野球界にとっても大きな話題となるでしょう。
キーワード解説
- 連続安打とは? 連続安打とは、一年間またはそれ以降のシーズンで連続してヒットを打ち続けることを指します。特にプロ野球では非常に名誉な記録とされ、選手の実力を示す指標となります。
- 投手とは? 投手は野球においてボールを打者に投げる役割を担う選手であり、試合の中で特に重要な位置を占めます。投手の成績は、勝利数や防御率などで評価されます。
- 指名打者制度(DH制)とは? 指名打者制度は、守備を行わない選手が打席に立つことを許可する制度で、主にアメリカのリーグで採用されています。日本でも2027年からセ・リーグで導入される予定です。

