田中将大、約3か月ぶりの先発も199勝目はお預け
巨人の田中将大(36)が8月7日、東京ドームでのヤクルト戦において約3か月ぶりに先発マウンドに立ちました6回途中で3安打2失点(自責点1)の成績を残した田中でしたが、日米通算での199勝目を手にすることはできませんでした
田中は初回から好投を続け、3回までパーフェクトな投球を見せました
特に、2回には村上選手に対してインコースを突く大胆な配球で空振り三振を奪い、その後の打者オスナも徹底した外角攻めで打ち取るなど、円熟した技術を披露しました
なお、ストレートの最速は149キロに達し、復調の兆しを見せています
ただし、ボールの見極めに苦しむ面も見受けられました
2回以降、カウントが有利に進まず、内山と村上には連続四球を与えてしまう場面もありました
さらに、6回には先頭の村上を打ち取った後、守備のミスが影響し、同点のタイムリーを許しました
田中は6回104球を投げて降板し、その際の苦笑いがファンに印象的でした
この試合は、打線の厚みが欠けていた中、田中自身の執念も見える場面がありました
3回には経験豊富な石川選手から二塁打を放ち、プロ通算5本目のヒットを記録
これにより1点を先制したものの、その後はホセ・オスナ選手による決勝弾で2-3となり、巨人は敗戦となりました
次回登板については、首脳陣が意図を明言していない状況ですが、田中の今季2勝目への期待は高まっています
田中選手の復帰戦は見応えがありました。特に彼の投球は技術的な点と精神面が大きく影響することを改めて感じさせます。199勝目への期待が大きい中、次回登板に向けてどのような調整を行うのか注目です。
キーワード解説
- 先発とは?:試合開始時にその試合で最初に投球するピッチャーのことを指し、チームの勝利を導く重要な役割を担います。
- 自責点とは?:ピッチャーが与えた失点のうち、野手のエラーに関係なく、自分の投球ミスが原因で失点に繋がった点のことを言います。
- ギアとは?:スポーツにおいて選手が集中力やパフォーマンスを上げることを指す言葉で、特に重要な場面で力を発揮する様子を表します。

