中日・細川成也、7月度大樹生命月間MVP賞を受賞

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日本野球機構(NPB)は8日、2023年7月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表し、セ・リーグ打者賞に中日の細川成也外野手(26)が選ばれた

これは彼が2023年5月度に続いての受賞となる

細川選手は、7月に巨人のクローザーであるマルティネスから逆転ホームランや同点弾を含む6本の本塁打を放ち、新たな栄冠を手にした

細川選手は受賞に際し、「なんとか巻き返さないといけないっていう思いでやってきた結果で、取れたので良かったです」と感謝の意を述べた

7月は逆襲の月であり、序盤には打率が1割台の不振に苦しんだが、5月に負った右太もも裏の怪我から復帰し、6月下旬から再び1軍に戻った

特に印象深い試合として、9日の巨人戦(福島)を挙げ、「やっぱりライデルから打てたホームランじゃないかなと思います

逆転の方です」と語った

この試合では、2点を追う場面で9回2死二、三塁という状況から逆転3ランを放ち、劇的な勝利を収めた

これを機にチームは7連勝を達成し、さらに31日の巨人戦(バンテリン)でも再びマルティネスから同点9号2ランを放ち、サヨナラ勝ちへと導いた

また、7月27日のヤクルト戦(神宮)では、2023年9月27日の阪神戦以来となる1試合2本塁打を記録し、7月の成績は打率3割3分3厘で、6本塁打、17打点に達した

昨季も7月に3割超の打率を記録した「夏男」としての活躍を見せており、好調の理由について「体が元気な状態で試合をできたというのが一番」と振り返った

CS進出を目指す夏の戦いにおいて、主砲である細川選手のバットの好不調がチームにとって大きな鍵を握る

「7月だけで終わらずに、8月も9月もこう続けていければいいかなと思っています

1試合もムダにできない」と意気込みを語った

今回の細川選手の活躍は、復帰後の順調な回復を示すものであり、特に巨人戦での逆転ホームランはチームの士気を高める重要な瞬間でした。怪我からの復帰に苦しんだ選手が、その後の月でここまでの成果を出すのは、意志と努力の賜物です。また、細川選手の発言からは、自身の成績だけでなくチーム全体の勝利を意識している姿勢が感じられ、今後の活躍にも大いに期待がかかります。
キーワード解説

  • MVP賞とは?:最も価値ある選手に贈られる賞で、選手の成績やチームへの貢献度が評価される。
  • 本塁打とは?:野球の得点方法の一つで、打者がボールを打ち、塁を一周してホームベースに戻ることで得点となる。
  • クローザーとは?:試合の終盤に登板し、チームに勝利をもたらす役割を担う投手のこと。
  • 打率とは?:選手の打撃成績を示す指標で、ヒット数を打数で割ったもの。

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