中日、広島戦で3連敗脱出:金丸がプロ初勝利を挙げる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
8日、バンテリンドームにて行われたプロ野球中日対広島の試合で、中日が今季100試合目を迎え、44勝53敗2分けとなり、4位を維持した

この試合のスタメンも発表され、中日チームは今季の借金を9とし、3位DeNAとは3.5ゲーム差、5位広島とはわずか0.5ゲーム差の接戦を繰り広げている

試合の展開

チーム打率が.226とリーグ最下位に留まる中日ではあるが、前日の阪神戦で2-2の同点からブライトの二塁打と田中の適時打により勝ち越し

続けてボスラーの適時打、チェイビスの一ゴロ野選で合計で3点を追加した

直後、中日の先発・金丸が佐藤輝に29号ソロを浴び1点を返されるも、5回には加藤匠の適時内野安打を含む2点を挙げ、6回には細川成也の適時打でダメ押しを果たした

中日は合計12安打で8得点を記録し、援護を受けた金丸は自己最長の8回を116球投げ、6安打3失点の好投でプロ初勝利を挙げた

広島戦の過去の成績

今季の広島戦の成績は8勝8敗1分、本来の相性で昨季は16勝8敗1分で大きく勝ち越しており、23年は12勝12敗1分のタイに終わっている

2022年も15勝10敗と勝ち越しているが、2021年は9勝14敗2分と負け越しているため、今後の戦いにも注目が集まる

スターティングメンバー

中日 広島
1)ブライト(ライト) 1)中村奨(センター)
2)田中(セカンド) 2)矢野(ショート)
3)岡林(センター) 3)ファビアン(レフト)
4)細川(レフト) 4)末包(ライト)
5)ボスラー(ファースト) 5)坂倉(キャッチャー)
6)チェイビス(サード) 6)モンテロ(ファースト)
7)石伊(キャッチャー) 7)二俣(サード)
8)山本(ショート) 8)前川(セカンド)
9)マラー(ピッチャー) 9)髙太一(ピッチャー)
先発・マラーは13度目の登板で3勝6敗、防御率3.71の成績を持ち、広島戦では5度目の先発となる

対して、広島の先発・髙太一はプロ入り3度目の登板となり、前回の中日戦ではプロ初勝利を挙げた期待の星である

今回の中日と広島の試合は、中日が3連敗を脱出する重要な一戦となった。金丸投手のプロ初勝利も大きな意味を持ち、今後の試合に向けてのチームの士気を高める結果となった。打線の繋がりも見え始めており、次戦への期待が高まる。
キーワード解説

  • ダメ押しとは?:相手に勝利を確定させる追加得点を指します。
  • 自己最長とは?:自分の記録の中で最も長いことを指します。
  • 借金とは?:勝ち越せていない試合数を示し、勝利した試合数よりも負けた試合数が多い状態を指します。

SNSでもご購読できます。