まず、前の打者・中山選手が四球を選び、2死満塁の場面で打席に立ったリチャード選手
DeNAの先発投手ジャクソン選手が投じた外角高めの154キロの直球を巧みに打ち返し、三遊間を抜ける左前2点適時打を放ちました
リチャード選手は打撃後、「（中山が）粘って四球を選んでくれたおかげで狙い球も絞りやすかった」と話し、試合前までに巨人戦での防御率が1・69と非常に高いジャクソン選手を初球から狙い打つことができたことを喜びました
また、リチャード選手は最近の試合でも好調を維持しており、5日にはヤクルト戦で同点ソロを放ち、6日には決勝打も記録しています
彼の好調の秘訣について、リチャード選手は「朝が来たらまた1日始まるんで、スイッチ入れるの大変ですけど、午前0時にはもう切り替えます
今日のピッチャーについて考えて動きます」と語り、気持ちをしっかりと切り替えることができると述べました
この試合での適時打を決めた後、一塁ベース上では味方ベンチに向かってヘルメットを何度も叩くパフォーマンスを披露し、チームのムードを盛り上げました
リチャード選手は今季途中の5月にソフトバンクからトレードで加入し、登録抹消も経験しましたが、その中でもチャンスを着実にものにし、徐々にチーム内での立場を確立しつつあります
プロ8年目のリチャード選手が、チームの起爆剤として注目を浴びています
リチャード選手の好調は、彼の気持ちの切り替えに起因しているようです。毎試合、相手の投手について考える姿勢が結果を残していることは、他の選手にも良い影響を与える可能性があります。また、チーム内でのムードメーカーとしての役割も果たしつつある彼の活躍から、巨人チーム全体に波及効果が期待できるでしょう。
キーワード解説
- 適時打とは？: 試合で必要なタイミングでヒットを打ち、得点を得ることを指します。
- 防御率とは？: 投手が被打率などをもとに計算される数値で、投手の安定度や実力を図る指標です。
- トレードとは？: 他のチームに選手や獲得権を交換することを意味し、チームが選手を入れ替える方法の一つです。
