阪神・佐藤輝明、40年ぶりの快挙!シーズン30本塁打到達

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(セ・リーグ、阪神1-3ヤクルト=延長十二回、17回戦、阪神10勝7敗、8日、京セラ)阪神・佐藤輝明内野手(26)が四回、ヤクルト・高梨からのボールを打ち、右越えのソロホームランを放ちました

これにより、佐藤はシーズン30本塁打に到達しました

この快挙は、1985年以来、阪神タイガースの生え抜き選手としては、掛布雅之(現球団OB会長)、岡田彰布(現球団オーナー付顧問)以来のことです

試合は延長十二回の末に1-3で敗れ、阪神の優勝へのマジックナンバーは依然31のままでした

しかし、佐藤の活躍は阪神ファンにとって希望の光となりました

京セラドームで放たれた彼のホームランは、美しい放物線を描き、40年もの間、閉ざされていた歴史の扉をこじ開けるものとなりました

佐藤は試合後、「勝ちたかったですけどね

(掛布さん、岡田さんと)比べるのは、違いすぎて、比べるものでもないと思うし、自分の中では30号が一つの目標だったので、うれしいです」と喜びを語りました

彼は0-0で迎えた四回1死の場面で、高梨の134キロのフォークボールを力強くたたき、右翼席へ飛び込む先制の一撃を放ちました

これは、彼のシーズン30本目の本塁打であり、阪神では2010年のブラゼル以来、また日本選手に限れば07年の金本知憲以来の快挙です

甲子園球場は、ラッキーゾーンがないため左打者に不利とされている場所です

それでも、2020年の入団時から30本塁打を目標に掲げてきた佐藤は、この壁を乗り越えるため、大きな努力を重ねてきました

特に中堅から逆方向への打撃意識を持ちながら、地道な自主トレを行ってきた結果、プロ5年目で見事に目標を達成しました

「序盤でいい方向にホームランが打てたのは、一つここまで来られた要因ですかね」と振り返る佐藤

浜風に苦しみ続けたこの場所が、ついに彼にとっての力強い支えとなりました

阪神・佐藤輝明選手の30本塁打は、球団史において非常に重要な記録です。特に、40年ぶりに生え抜き選手として達成されたことからも、その意味は大きいです。今後の彼の成長が期待されます。
キーワード解説

  • フォークボールとは?打者にとっては非常に難しい変化球で、投手がボールを投げた後に落ちるため、打者はそれを見極めるのが難しい。
  • ホームランとは?野球で、バッターがボールを打って、ボールがフェンスを越えてしまうことで、得点が入るものを指します。
  • 生え抜き選手とは?その球団でプロ入りし、他の球団でのプレー経験がない選手のことを指します。

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