元ヤクルト宮本慎也氏、田中将大の200勝達成可能性について語る

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元ヤクルトで現日刊スポーツ評論家の宮本慎也氏(54)が、公式YouTubeチャンネル「解体慎書」を通じて、巨人の田中将大投手(36)が日米通算200勝を達成する可能性について語りました

田中投手の復帰と投球内容

田中将は7日のヤクルト戦(東京ドーム)で、98日ぶりに一軍で登板しました

試合では、45歳のヤクルト石川投手との投げ合いを演じ、5回2/3を投げて104球を投じ、3安打3奪三振4四球で2失点という内容です

宮本氏の評価

宮本氏は、最初は点の取り合いになると予測していたものの、試合はお互いの持ち味が引き出された展開となったとコメントしました

「田中将大に関しては、真っすぐが春先よりも良くなっています」とその出来を評価しました

200勝への道のり

田中投手は日米通算200勝まであと2勝

宮本氏は、「あのピッチングができるなら、今季中の200勝もコンディション次第で、かなり可能性が上がったと思います」と期待感を示しました

投球スタイルの分析
投球に関しては「球速はだいたい同じくらいだが、ギアを上げずに投げている時は前よりも遅いかもしれない」とし、球速は144~145km/h程度とのことです

ただ、質の向上が見られると分析しました

宮本氏は、右バッターとの対戦時に「ツーシームをもう少し使った方が良い」と指摘

体の近くに来るボールを投げることで、打者が振りづらくなるとして、真っすぐの良さを活かした投球を提案しました

田中のこれまでの課題は直球で、「真っすぐの質が良くなれば変化球も効果的になる」と期待を寄せました

今回の宮本慎也氏の解説は、田中将大投手の現在の投球スタイルや球速の変化について鋭い分析を提供しています。復帰戦での投球は高い評価を受け、ファンやチームメイトの期待も高まっています。200勝に向けた可能性が具体化する中で、今後のパフォーマンスが注目されるでしょう。
キーワード解説

  • 日米通算200勝とは?:日本とアメリカのプロ野球を合わせた勝利数のことを指し、特に選手の偉業を表す指標となります。
  • ツーシームとは?:ピッチャーが投げる球種の一つで、バッターが打ちづらいボールの軌道を持っています。シュートの一種とも言われています。
  • スライダーとは?:変化球の一種で、ボールが横に曲がるのが特徴です。バッターにとっては打ちにくい球です。

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