先発の森下は6回を2失点(自責点1)で投げたが、これが今季13敗目となってしまった
試合の序盤から広島は苦しい展開が続いた
1回裏には2死一、二塁の場面で打者ボスラーに対し、2球目に投じたチェンジアップが捕手坂倉のグラブに当たり、ボールが落下
その直後、ボスラーに先制点を許す形となった
このように、ピッチングと守備の連携がうまくいかない展開が広島を苦しめた
さらに、広島の打線は中日先発の高橋宏に手こずり、6回までの時点でわずか2安打に終わる
7回には1死満塁のチャンスを迎えたが、矢野がショートゴロ、代打小園もセカンドゴロに倒れ、得点には至らなかった
試合後の新井貴浩監督は、森下の投球内容に対して「素晴らしかった」と称賛しながらも、ファーストのモンテロや他の選手たちに対し、より良いコミュニケーションを求める場面も見受けられた
「あの落球は坂倉だけの問題ではなく、チーム全体の声掛けが必要だ」と指摘した
このような言及は、選手間の連携の重要性を再認識させるものであった
また、スタメンの一部を入れ替えたことにも触れ、「ファビアン選手を休ませる決断をしたが、チームとしての動きを変える意図があった」と説明
坂倉選手に対しては引き続きの先発出場を期待する意向を示し、彼がチームの中心選手としての役割を果たすことを望んでいる表情が見て取れた
今回の試合では、広島の打線が中日の先発投手に抑え込まれ、無得点で終わるという厳しい結果になりました。新井監督の選手起用にも工夫が見られますが、チーム全体の連携を改善する必要があることが浮き彫りとなりました。
キーワード解説
- ゼロ封負けとは?ゼロ封負けは、野球の試合において、攻撃側のチームが1点も得点できずに試合を終えることを指します。これには相手チームが得点することで成り立つため、攻撃の不調や守備のミスが関係してくることが多いです。
- 先発投手とは?先発投手は試合の初めに投げる投手のことを指し、試合の流れを作る重要な役割を担っています。試合の命運を大きく左右するため、そのパフォーマンスが求められます。
- チェンジアップとは?チェンジアップは、投手が投げる球種の一つで、速球よりも遅いボールです。打者のタイミングを外すことを目的としており、効果的に使うことで打券を抑える助けとなります。

