西武・外崎修汰、3年ぶりの右翼守備でチャンスを掴むか

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西武ライオンズの外崎修汰内野手(32)は、10日の楽天戦で約3年ぶりに右翼の守備に就きました

この試合では、先発投手の菅井信也(22)が4回途中で6安打、3四球、3失点と失速し、チームは主導権を失いました

また、中継ぎ陣も失点が重なり、最終的にはその差が楽天との差を再び2.5ゲームに広げる結果となりました

試合の流れと投手陣の課題

菅井は「先頭の四球が本当にもったいなかった」と西口監督から指摘を受けるなど、投手陣の課題が浮き彫りになった試合でした

特に、7回以降は中継ぎ投手が踏ん張れず、さらなる失点を重ねています

選手の相次ぐ故障

試合の前日には、岸潤一郎外野手(28)が右太もも裏の肉離れで離脱

さらに、この日の試合では仲田慶介内野手(26)が初回のタイムリーヒットの際に同じく右太もも裏を痛め、早々に交代しました

西口監督は「ひょっとしたら抹消かも」と警戒を示しています

外崎が右翼守備に復帰

こうした選手の離脱が相次ぎ、緊急事態にある西武は、外崎を右翼に起用する決断を下しました

外崎は2022年6月以来の右翼守備に就き、5度の守備機会を無難にこなし、打席でも3打数2安打1打点という結果を残しました

今季は守備の負担を減らすためにサードへコンバートされていましたが、打率は2割台前半と低迷

急場の援軍として期待されています

今後の外崎起用について

西口監督は、外崎の起用が増える可能性を示唆しており、「そのために普段から練習している」とコメントしました

昨オフには、外野用グラブを発注しており、「どこでもやるつもり」との覚悟を見せる外崎

彼には再度レギュラーの座を狙うチャンスが訪れていると言えます

今回の試合では、西武ライオンズの外崎選手が大変注目されました。彼の経験がチームにとっても大きな力になるかもしれません。選手の故障が続く中で、外崎がどれだけチームに貢献できるかがキーポイントになるでしょう。
キーワード解説

  • 右翼守備とは?外野の中で右側を守ることを指し、主に打球の処理や投球の方向などに役立つポジションです。
  • 肉離れとは?筋肉が断裂することを言い、痛みや運動の制限を引き起こすけがの一つです。
  • 打率とは?選手が打ったヒットの数を打席数で割った値で、バッティングの成績を示す重要な指標です。

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