これにより、貯金は今季最多の「27」となり、2位とのゲーム差は今季最大の「4」に拡大
さらに、本拠地での連勝記録は福岡移転後最長タイの「12」に達した
この日は孫正義オーナーの68歳の誕生日でもあり、チームは重要なライバルをスイープすることで彼に価値ある勝利をプレゼントした
先発投手としてマウンドに立ったのは大関友久選手（27）
彼は6回4安打、無四球、1失点という素晴らしい成績を残し、自身初の2桁勝利となる10勝目を挙げた
試合は初回にいきなり3番バッター万波選手に先制ソロホームランを打たれる展開となったが、そこから徐々に調子を上げていった
大関選手は試合後、「初回、2回は少しバタついたが、3回以降は自分の投球に集中できた」と振り返った
彼はこれで9試合連続のクオリティースタート（6回以上、自責点3以下）を達成し、8連勝を記録している
打線も大関投手を励ますような援護を見せた
3回には二死二塁から近藤選手が適時二塁打を放って同点に追いつくと、4回には7番の山本選手と8番の野村選手の連打で一死満塁とし、9番の牧原大選手のタイムリーで勝ち越しに成功した
さらに7回には代打の中村晃選手が二死一、二塁から左前に技ありの適時打を放ち、貴重な3点目を加えた
リリーフ陣の藤井選手、松本裕選手、杉山選手が追加点を与えず、2点のリードを守り切った
これで初戦の有原、2戦目のモイネロ、3戦目の大関と、先発全員が白星を手にすることができ、同一カードで全員が10勝目を挙げるという快挙を達成した
小久保監督は試合後「ここに合わせてローテーションを組んできたので、最高の結果を出せて良かった」と選手たちの奮闘を称えた
首位をがっちりと固めたソフトバンクは、最短14日にも優勝マジックが点灯する可能性があり、悲願のリーグ連覇に向けてますます勢いを増している
ソフトバンクの強さが際立った試合でした。大関投手が初の2ケタ勝利を達成したことは、彼の成長とチーム力を象徴しています。また、打線の援護も見事で、今後の試合への期待が高まります。首位を守り続けるためには、選手全員の団結が重要です。
キーワード解説
- クオリティースタートとは？試合で先発投手が6回以上投げて、自責点が3点以下であることを指し、投手の安定したパフォーマンスを示します。
- タイムリーとは？試合中、得点を挙げるために打たれるヒットを指し、特に試合の重要な場面でのヒットが評価されます。
- 貯金とは？プロ野球において勝ち星と負け星の差を示し、プラスの貯金があることはチームが好調であることを意味します。
