イースタン・楽天戦に「８番・遊撃」で先発出場すると、1点リードの2回無死満塁の好機で、相手先発・辛島と対戦
プロ17年目のベテラン左腕に対し、カウント1-1から真ん中低めのチェンジアップを捉えて中前適時打とした
中田は試合後のインタビューで、次のようにコメントした
「みんながつないでチャンスを作ってくれたので、何とか1点を取りたいと思い打席に入りました
追加点が取れて、チームに勢いをつけられたと思います」
中田は22年育成ドラフト4位で入団し、強肩と広い守備範囲を生かした高い守備力を武器に昨年3月に支配下昇格を果たした
だが、昨年オフに再び育成契約として再出発を切った今季は、3月中旬の2軍戦で守備中に右手薬指にボールを受け、「右第4指末節骨骨折」と診断されて離脱
復帰後は3軍戦で出場を重ね、7月29日から2軍に合流していた
中田歩夢選手の活躍は、巨人にとって非常に喜ばしいニュースです。特に、ケガからの復帰後に見せたパフォーマンスは、選手自身の努力が結果に結びついていることを物語っています。チーム全体の士気を高める役割も果たしており、今後の成長にも期待が寄せられます。
キーワード解説
- 適時打とは？試合の重要な場面で、ランナーを得点させるために打つヒットのことです。
- チェンジアップとは？投手が投げる球種の一つで、速球よりも遅く変化する球です。打者がタイミングを取りにくくなるため、打たれにくいです。
- 支配下契約とは？選手がプロ野球チームに正式に所属し、1軍にも登録されることを指します。育成契約から支配下契約に昇格することは、選手にとって大きな意味があります。
