ロッテ、延長戦に敗れ借金22に
＜ロッテ3－5オリックス＞◇11日◇ZOZOマリンで行われた試合で、ロッテはオリックスとの接戦に挑みましたが、最後の最後で勝利を逃しましたチームの借金は22に増加し、状況は厳しさを増しています
試合は接戦となり、ロッテは9回のビハインドから盛り返す場面を見せました
特に、小川龍成内野手（27）が2死一、三塁の場面で中前適時打を放ち、土壇場で同点に追いつく見事なプレーを見せました
しかし、10回に回またぎでマウンドに上がった高野脩汰投手（26）がオリックスの太田に2ランホームランを打たれ、勝ち越しを許しました
先発のオースティン・ボス投手（33）は苦しい状況の中でも92球を投げ、5回を6安打、5奪三振、1失点という成績を残しました
特に強風（風速14メートル）が吹き荒れる中で、ピンチを迎えながらも無失点に抑える集中力を見せました
オースティン・ボスに対し、吉井理人監督（60）は交代のタイミングに対して「毎回ランナーを出していたし、久しぶりの登板で強風の中、集中力が続かないと思った」と述べ、ボスの交代は適切だったと評価しています
打線の見せ場としては、4回に高部瑛斗外野手（27）が内野安打で出塁
続けて二盗、三盗を決めて好機を演出し、犠飛で同点に追いつくなどの粘りを見せました
そして、6回には安田尚憲内野手（26）が右前適時打を放ち、1点差にしたものの、その後の逆転には届きませんでした
吉井監督は、チームの粘りについて「諦めない姿勢は見せているが、最後のひと押しが足りない
次は逆転できるように頑張る」と意気込んでいました
ロッテは今回の試合で接戦を繰り広げるも、悪化する借金の状況が浮き彫りになりました。特に、同点に追いつくも、最後に点を奪われる展開は今後の課題として残ります。また、先発投手の奮闘や途中での打線の粘りは評価できる点であり、これを次に生かさなければなりません。
キーワード解説
- 延長戦とは？：試合が同点のまま9回を終了した場合に行われる追加のイニングで、勝敗を決するために特別なルールで進行します。
- 借金とは？：チームの勝利数が敗北数よりも少ない場合、その差を借金と呼び、チームの成績を示す重要な指標となります。
- 奪三振とは？：投手が打者を三振で打ち取ることを指します。投手が持つ能力を示す大切な指標の一つです。
